あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路ふた旅後半第12 日

2007-03-01 21:26:57 | Weblog
今朝は雲ひとつない快晴。おにぎりのお接待をいただき、7時09分に民宿岡田を後にした。
徳島自動車道の下を過ぎ、遍路道に入る。落ち葉がたっぷりの上りが続くので、息のはずまぬ程度のゆっくりペースで歩む。
標高665mまで上がると、車道になり、傾斜は緩くなった。
一部土の遍路道も上がって、標高900m、四国霊場の最高所にある66番雲辺寺に入る。杉の古木の多い山上の霊場。木立の間から南東に連なる、霞のかかる山並みの展望が素晴らしい。
五百らかんの前を進み、北西に下る遍路道へ。落ち葉が多く歩き易い。中間はやや傾斜が強く注意して下り、ロープウェイの山麓駅に下りた。
柑橘畑の間を更に下り、別格16番萩原寺に参拝し、境内で昼食をする。
のどかな遍路日和だが、先を急ぐ。北、東、北と畑や田んぼの間を進み、67番大興寺へ。山門を入ると、樹齢1200年のカヤと県の記念物大きなクスが目につく。本堂は改修中だった。
西に向かい、県道6号を進んで観音寺の中心街に入り、68番神恵院と69番観音寺に参拝。同じ境内に二つの霊場があるのはここだけ。中心に、大きく根を広げた太いクスが立つ。
背後の琴弾公園に上がり、有明浜の砂に描いた巨大な寛永通宝の銭形を見下ろす。
宿泊する若松屋根別館には17時05分に着いた。
添付写真は、雲辺寺付近から見た南東の山並み。
コメント
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