あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

第20回瀬戸内倉敷ツーデーマーチ・第2日

2007-03-16 19:36:55 | ウオーキング
 2007年3月11日(日)



 前日同様、20kmコースに参加した。コースは、倉敷チボリ公園
~くらしき健康福祉プラザ~連島西小~箆(へら)取神社~水玉ブリ
ッジライン~円通寺公園~倉敷市役所玉野支所である。

 JR倉敷駅北口にある、主会場のチボリ公園を9時7分にスタート
した。

 倉敷駅の南口に出て、昨日同様に市の中心街を南に向かったが、
20kmコースは今日、主会場に戻らないので、昨日の帰路に通過
した美観地区を通り、倉敷市役所を経て、南に向かう。


 2kmほど進んで南西に向きを変え、くらしき健康プラザを抜ける。
今日の予想最高気温は10度台、昨日以上に風が冷たく、ジャンパー
や手袋がなかなか離せない。

 片側3車線ある広い国道を南西に向けて進む。水島臨海鉄道の
浦田駅横を通過し、さらに国道をしばらく進む。車の通過音が耳障り
で、気疲れする。

 3km余りの国道を離れて連島の町並みに入る。高台にある厄神社
に上がった。


 境内を抜け、北側の階段を急降下して昼食会場の西浦小に着いた。

 今日もトン汁サービスがあり、長い列を作って待つ。予約した弁当
も受け取り、校庭にシートを敷き昼食をした。

 食後すぐだが、もう一度坂道を上がって箆取神社に入る。海上安全
の守り神で、天武天皇のころ、前に広がっていた海に「箆の神紋」が
現れたことから、箆取大権現と称せられるようになったという。ちなみ
に箆とは、竹や木などを細く平に削った「へら」のことである。

 神社境内からは、水島工業地帯や、玉島の町並みの展望がよい。

 さらに南西に進み、「水玉ブリッジライン」と呼ぶ、高梁川の水島
大橋を渡る。全長1km以上ある長い橋。冷たい風が吹き通り、帽子
が飛ばされそうになる。遍路だったら、菅笠を押さえるのが大変だ。

 幅広い流れは水量も豊富で、川幅一杯に流れている。どの川も水が
極端に少なかった、四国遍路中の愛媛と香川の川とは対照的である。


 もう一つの川、道口川の玉島大橋も渡り、折り返すように北東に上
がり、国民宿舎良寛荘前の広場で、給茶の接待を受ける。


 ここも高台なので、東側の展望が開けている。


 すぐ先の急坂を上がって、円通寺公園にある円通寺に入る。行基の
開祖といわれる曹洞宗の名刹。大きな本堂はかやぶきである。


 良寛が、22歳から10年間修行した寺としても知られている。


 境内の紅梅が、色鮮やかに咲いていた。

 再び急坂を下り、道口川右岸沿いの古い町並みを抜ける。


 味噌・醤油会社で甘酒のサービス、そばの造り酒屋では、日本酒の
試飲をさせてもらった。


 大正橋を渡って玉島の中心街に入り、倉敷市役所玉島支所のゴール
に、14時57分に着いた。


 無料バスで主会場の倉敷チボリ公園前まで戻り、2日間お世話になり、
一緒に歩いた岡山市のIさんにお礼申し上げて別れ、青春18きっぷで
新大阪に向かった。

コメント
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