あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路ふた旅後半第20日

2007-03-09 16:57:58 | Weblog
引き続き好天、かなり冷え込んだが、日中は平年並みに気温が
戻るとの予報を聞き、最終日の宿、徳島県板野町のJR板野駅前
にある、ばんどう旅館を7時50分に出発した。

1km足らずにある3番金泉寺に、11月半ばの出発以来約4か月
ぶりに戻り、参拝する。以前は気づかなかったが、納経所前の前に
弁慶の力石というのがあった。

旧道を東に向かうと、今朝スタートしたばかりで、真新しい遍路
装束の方、何人かと行き交い、挨拶を交わす。ご夫婦の方、若い
人が目につき、季節柄、マスクをした人も何人かおられた。

道筋には、ナノハナ、ボケ、ヒメオドリコソウなど、春を告げる
花が咲いている。

3km足らずで2番極楽寺へ。樹齢1000年を越す長命杉の
周りを紅白の綱が張られ、綱を通じて杉の霊気を感じ取って
下さいと書かれていた。

1番に向かう途中にあった、ドイツ村公園に立ち寄る。第1次
世界大戦当時の敵国、ドイツ兵の捕虜を収容した、板東俘虜
収容所跡で、ベートーベンの第9の日本初演の地でもある。
収容所で亡くなった兵士の慰霊碑もあった。

さらに、近くの道の駅・第九の里・鳴門ドイツ館にも回る。
ドイツ風建築の展示場、鳴門市ドイツ館や、地元産品の物産館、
賀川豊彦記念館がある。

今回の最終霊場、1番霊山寺に着き、無事結願でき、1番に
戻り四国遍路の輪をつなげたことに感謝し参拝、読経した。

2度目の遍路後半は、体のトラブルもなく、天候にも恵まれ、
道筋も分かっているので、行き先の不安もなく歩くことができた。

途中の各地でのお接待、宿での暖かなもてなしなど、多くの方の
ご支援に支えられたことに、あらためて感謝申し上げます。

岡山市から迎えに来ていただいたIさんの車で、宇高フェリー
経由、Iさん宅に16時ころ着き、パソコンをお借りして、今日の
投稿をしました。

明日、明後日は、Iさんと、第20回瀬戸内倉敷ツーデーマーチと
いう、全国からの参加者があるウオーキング大会に参加後、帰宅
の予定です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする