Shizuko Diary

日々の記録として・・

子どもの輝く瞳・・・

2008-07-07 23:55:02 | Weblog
朝、地元小学校へ絵本の読み聞かせにメンバーと入りました。
先日視察させていただいた宮崎市では、読書活動アシスタント派遣事業を実施していますが、見附市では学校と地域が連携して朝の始業前に絵本の読み聞かせをしています。
地域と学校が連携しての読み聞かせ・・良い取り組みだと思います。
今日は3年生の教室にお邪魔しました。

「さっちゃんのまほうのて」を読んできました。
保育園のおままごと遊びのお母さん役をめぐっての子供同士の関係、子どもと親の関係を描いた絵本です。
さっちゃんの右手には5本の指がありません。
保育園でのお母さん役はいつも同じ子・・・さっちゃんもお母さん役に名乗りをあげると・・「さっちゃんはお母さんになれないよ! だって、手のないお母さんはへんだもの」・・おともだちのこの一言でさっちゃんは保育園にいけなくなります。

さちこ・・「小学生になったら、さちこの指みんなと同じようにはえてくる?」
母・・・・さちこをぎゅっと抱きしめて「さちこの手はこのままよ!ずっとこのまま。でも、このてはさちこの大事な手なんだから、お母さんの大事なさちこの手なんだから・・・」

さちこ・・「指がなくてもおかあさんになれるかなぁ~?」
父・・・・「なぁ~んだ、さちこはそんなことで悩んでいたのか~。なれるとも、さちこは立派なお母さんになれるぞ! それに、さちこの手は不思議なちからがあって、こうして手をつないでいるとお父さんのからだの中に力がわいてくるんだ。さちこのては、まるで魔法のてだな!」

こんな親子の会話・・愛情いっぱいのことば掛けで、さちこの気持ちは前に向きます。

障がいがあってもなくても、同じ人間・・この絵本はそう語り掛けています。
絵本を聞いている子どもたちの中に、涙ぐんでいる女の子がいました。
3年生の子どもたちの心に、どう響いたでしょうか?
絵本が語り掛けていることを、子どもたちが感じ取ってくれたなら嬉しいです。

小学校を後に、公民館・ネーブル・市役所へ。
ネーブルでAさんの笑顔に久々に会いました。お母さんが育成会への加入をみとめてくれたとうれしそうでした。スタッフのNさんとしばらくお話してきました。
市役所では、議員控え室で会派研修の資料づくり。

外、「もこ通信」の2稿が上がってきました。編集局長に感謝
完成までもう少しです。

市内小学校から総合学習の講師依頼がありましたが、きょう子どもたちからの質問内容が送られてきました。内容にあわせて話の組み立てをしたいと思います。

(今日の画像)
小学校での読み聞かせ風景・・今日はメンバー二人で出かけました。
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