魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

得てして

2015年02月13日 | 自動車人間学

九星で、現在の世界リーダーを見たが、実際にはそんな単純なものではない。
九星でも年干支や傾斜、神殺などもあり、細かく見れば実に多様だ。それでも、生まれ年の傾向は、やはり顕著に表れる。

さらに、占星術や四柱推命など、様々な角度から一つ一つ比較し始めれば、際限が無く、個々のリーダーの方向性や外交対応、相性など、言及すること自体に無理がある。
だから、逆に、単純な断面で考える方が、案外、全体の様相を的確に捉えることが出来る。

これもまた一つの断面だが、
自動車人間で見るとどうなっているだろう。

シャーシ 存在感= オバマ、安倍s、メルケルs
ボディー 人気取= オランドs、ポロシェンコ
エンジン 行動派= プーチン、習近平

こうしてみると、ハンドルがいない。ハンドルは策略やビジョンを考える部分だが、今の世界にはそれが無いことになる。
表向きはこの機能が出ていても、隠れた他の機能が補足する場合がある。サッチャーは表向きはシャーシだが、実際にはハンドルも強かった。逆に、ハンドルが強すぎて、おかしなことばかりしていたのが、金正日やブッシュだ。

ハンドルが無い政治家が動かす世界は、計画性が無く、悪意も無いから、良く言えば臨機応変だが、早い話、行き当たりバッタリだ。
状況次第、成り行き次第で対処するから、ビジョン、方向性が無く、どこに転がり出すか、誰にも分からない。
皆が善意で一生懸命やることが、とんでもない結果を招く。
世の中は、得てしてそういうことが多い。