三碧の年、三碧の人は要注意だ。去年から比較的好調なので、今年に入ると、調子に乗って評判を落とすことになる。
世界の三碧コンビは米露の大統領だ。
プーチンはウクライナ対応で、国内からは絶大な支持を得ている。
オバマは中間選挙には負けたが、経済は好調で、キューバ国交正常化を持ち出し、ハッピーエンドを画策している。
大国の大統領だから色々あるだろうが、少なくともこれまでは、うまくいったと言えるだろう。しかし今年後半はどうなるか分からない。既にその兆候は見え始めている。
プーチンは、ウクライナで譲らず、イスラム国問題もアサド政権を後押しして、全ては米国のせいだと言っている。
確かに、中途半端なことばかり続けて世界情勢をぐちゃぐちゃにしたのは、オバマだ。
こんどはまた、ウクライナに武器供与をしようとしているし、イスラム国ではヨルダン、イラク等のアラブ諸国を利用して戦争代行させようとしている。
口で理想を言う人間が、いかに信用できないかの見本みたいな人だ。
同じ三碧でも、プーチンの方が器が上だ。
この二人の三碧の火に油を注ぐのが、1954年生まれ一白の三人組、日本の安倍、ドイツのメルケル、フランスのオランドだ。この五人組と相性の悪いのが、二黒の習近平。
本当によくできていると、笑ってはいられない。