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ステンドグラス・ロクレールの制作体験へ

2022-04-10 | クラフト


ステンドグラス作家の三浦啓子さんが考案したロクレールという手法を引き継がれ、ステンドグラスを制作している工房Jiku Art Creationで、ロクレールの制作体験のお知らせを頂いたので、友人と予約し、体験してきた。


ロクレールのステンドグラスは、2.5cmの厚みのあるガラスをハンマーで砕いて形作る。


まずは、ロクレールの特徴であるシェルカットの練習から。
切り口が貝殻のように見えるシェルカットは、
ガラスの厚み1/3のところを先が尖ったハンマーで砕いてその模様を入れるのだけど、これがうまくいかない、、
ガラスの上でハンマーが滑ってすぐ白い傷がついてしまう、、
職人さんの実演を見せてもらうといとも簡単に割られてるようなのだけど、、
なかなかコツがいるみたい。


ステンドグラスは、15cm四方のサイズの中に、好きなようにデザインし、ガラスを選んだ。
色とりどりのガラスの中から選り取りみどり。
同じ青、同じ茶でもバリエーションがたくさんあって目移りしてしまう。

傷を入れずにきれいにカットするのが、自分的に難しくて、、なかなかコツがつかめず;

全く余裕がなかったので、道具やカット途中の写真撮り忘れ、、
膝に下敷きを敷いた上にガラスを乗せて、バンバン叩き割るので、床の周りはガラスの破片だらけ。
ガラスを思い切り割るという体験はなかなかないので、これはこれで楽しい。


形が出来上がったら、用意して頂いた枠にガラスをセッティングして、その間をエポキシ樹脂で埋めていく。
ガラスには樹脂がつかないように、あらかじめ表面に樹脂のコーティング剤を塗った。


小さなコテで間に樹脂を押し込んでいくのだけど、ついついタイルの目地剤を入れるように手で押し込んでしまった。
ガラスの表面も真っ黒になって焦ったが、
事前にコーティングしてた樹脂を剥がすと、きれいなガラス面が出てきてホッとした。
この後、乾燥させる行程があるのでお預け。
出来上がりが楽しみだ。

制作途中に出たガラスの破片は、このようにもう一度焼き直して、角を取り、再生ガラスとして使われるという。
こうして並んでいると、カラフルなガラスは宝石のようでとてもきれい。


ギャラリーもまたのぞかせてもらった。
自分が体験してみて、作品を見ると、
また見方が変わって楽しい。


この日は、初対面同士の友人2人をお誘いしたのだけど、みんなでわいわい楽しく作ることができてよかった。





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