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ハンガリー&チェコの建築&タイル旅2023【ペーチのタイル&建物巡りその一】

2023-07-15 | ハンガリー&チェコのタイル&建築旅2023
ブダペストからペーチへ、列車に乗って3時間もかけてやって来たのは、
ペーチはジョルナイ発祥の地で、ジョルナイの工場や美術館がある、というのと、
陶器の町ならでは、街中にはタイルがたくさんあるのではないか?!と、期待してのことだった。
駅から中心部へ向かって歩いて行くと、ジョルナイ像のあるロータリーまでやってきた。
ジョルナイ工房を発展させたジョルナイ・ヴィルモシュの像。
その後方にはジョルナイの陶製屋根瓦が使用された建物。


よく見ると、屋根に窪みがあるのだけど、
面白いデザイン・・






建物の1階腰壁部分には鮮やかグリーンのタイルが貼られ、
丸窓が同じくグリーンの円筒状の役物タイルで縁取りされている。


ずらりと並ぶ丸窓。


タイルは透明感のあるきれいなグリーン。


そう古くはなさそうな建物だったが、
さすがに陶磁器の町らしいタイル使いのビルだった。


斜め向かいにも、タイル物件が。


1階に連なるアーチは独特な形をしていて、そのアーチを支える円柱は青緑のタイル貼りに。


腰壁にも貼られ、ジョルナイぽい、ボタンのような丸い飾り。



同じロータリーにあった建物。


この建物に隣接して、タイル貼りの建物が。


1階から5階までの窓をタイルアーチが取り囲むように。


1階のお店の出入口周りにも。


表面に動きのある青緑色のタイル。


更にその向かいの建物も陶製の屋根瓦に。
三角屋根の塔が可愛い。


塔の部分の屋根瓦がカラフル。



瓦にも丸いうろこ状のものもあれば、こちらはやや横長で角があるバージョン。


塔の窓上には、焼き締めの陶板が入っていたり、


三階窓上には、こんなレリーフも。


そして郵便局へやってきた。
木々で隠れて全体像が見えないが、こちらの屋根もジョルナイ工房のもの。


屋根瓦や、陶製装飾が太陽の光に照らされて鮮やかで美しい。




こちらの屋根は六角形。
ピンク色が良いアクセントに。


郵便局の扉。


エントランス。
中は、新しく改装されている。



エントランスホールにあった真っ赤なポスト。



上がりたくなるような優雅な階段があったが、2階は立入禁止。


1階の営業場は立入可。
ガラスの天井から明るい光が入っていた。


郵便局の前の広場にあった噴水。


ブドウらしきものがついていたので、ブドウの木をイメージしたものかな?



水盤の周囲にも丸いレリーフ陶板が貼られていた。


これは何のマークだろう?
ジョルナイ工房のマークとはちょっと違うようだけど・・




日本ぽい笹の葉文様の陶板も。


風変りな形の窓。


窓周りに陶製の装飾が施されている。


抽象的なユニークな文様。


窓上は、アール・ヌーヴォーぽい植物文様のよう。


街中に、こういう陶製装飾が現れると、さすが陶器の町だなあと思ってしまう。


塔の屋根部分だけが、頭をのぞかせる。
こちらもセラミックの屋根瓦。



こちらのビルは、ファサードの中央部分がブルー、水色、白のタイル貼りに。


陶器の町らしく、こんなかわいいお花の陶製飾りのお土産も売っていた。

街歩きは更に続く・・


コメント
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