m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

アンティークイリス&見たタイルなど

2021-11-16 | 建築巡り・街歩き【京都】

ひと月ほど前に行った京都。
この日は3月にグループ展をご一緒させて頂いた絵本作家さんの個展に伺って再会した後、アンティークレースの展示が行われてるギャラリー、アンティークイリスへやって来た。


レースの展示はもちろん、重厚感のある家具がすごい・・
オランダの家具だそうで、こちらは修道院のベンチだったという。
オーク材に緻密な装飾が施されている。


こちらの家具もオランダ製。
松材に、下の開き部分はクルミの木が貼り合わせられているとか。



左右対称に模様が入ったクルミ材が貼られた扉。



そしてなんと、奥にはオランダのデルフトタイルがずらりと並んでいた。
こちらのギャラリーではデルフト焼きのタイルを多く扱っておられるのだそう。



デルフトタイルの初期のものはタイル全面に絵付けがされているそうだが、
多く用いられるようになってからは、絵が省略化されていき、このように四隅と真ん中にだけ描かれるようになったという。
オーナーらしき方が説明してくださった。


玄関付近にも貼られていたデルフトタイル。
どれも素朴で可愛い。


ウサギが描かれた多彩色のものも。
これらのタイルは販売されており、絵柄毎に整理されたストックもたくさんあるようだった。


ライティングビューローのデザインも素敵だなあ。

こちらのギャラリーでは思いがけずデルフトタイルをたくさん見せて頂くことができ、初めて見たかもしれないオランダの家具も興味深かった。


西院から烏丸まで、レンタサイクルでやってくる間に見たタイルなど、いろいろ。
2階と1階側面にびっしりと貼られていたしみぽた系タイル。


茶系のタイルに所々窯変のある飴釉がぽたぽたとかかってる。



鮮やかなやまぶき色の味わいのあるタイルに木製の面格子。


茶褐色のタイルに可愛いデザインの面格子。


モザイクタイルのショーウィンドウのある元商店風の建物。


何のお店だったかは不明。


ショーウィンドウ下や窓下に細かい飴釉のモザイクタイルが貼られてた。


先ほど見たしみぽたタイルの、タイルが少し大き目バージョンも民家の壁に使われていた。


グリーンの蔦の絡まり具合が素敵だなと思った型板ガラスの入った窓辺。


美容室のタイル壁に正方形の窓が三つ並んでた。


マンハッタンというパン屋さんに通りかかった。
お客さんでにぎわっていて、ググってみると「あんバター」が人気のよう。


あんバターとラスクを買ってみたが、
このキャラメルナッツラスクが異常に美味しかった。
又食べたい~


グリーンのグラデーションが美しいタイルに囲まれた民家。


度々見かけるタイルだけど、これだけびっしりと貼られていると圧巻。


ベージュのタイルと面格子。



こちらは刷毛の専門店。
2階と1階の一部はブルーの風合いのあるタイルが貼られ、


1階には大小台形タイルが貼られてる。


1階にも2階にも貼られてるブルーグレーの風合いあるタイルが間近で見れる。


1階の玄関周りと2階はタイル貼り。

玄関周りには型押しタイルや細かいモザイクタイルなどバリエーションに富むタイルか貼られるなど、タイル度が高い建物だった。


奇應丸の看板がインパクトのある江戸時代から薬屋を営んでいた秦家住宅。


年季の入った薬の看板が下がる。
要予約で内部見学もできるようだ。


華麗な郵便受けもいくつか発見。





こちらは壁付けじゃなく、木製の郵便箱に付けられてた。

この後は新道小学校見学へつづく。



コメント
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