m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

京大防災研究所・阿武山観測所

2011-11-06 | 建築巡り・街歩き【大阪】



奇数月の第一土曜に見学会が行われてる京都大学防災研究所阿武山観測所へ訪れてきた。
9月に申し込みしていたのが台風のため延期になり行けなくなったので今回リベンジ。
前にも一度行こうとして道に迷ったのだけど、また迷ってしまった;
ようやく正門を発見し、木々の間から建物が見えて来た時にはホッとひと安心・・





阿武山観測所は昭和5年に建築された昭和モダニズムの香り漂う建築。
開設当初は最先端の観測機器を備えたトップクラスの観測施設だったそうで地震研究の歴史的拠点であったとか。
現在は科学博物館として再生されつつあるのだそう。





玄関ポーチにはスクラッチタイルが貼られた丸柱の列柱が並ぶ。





丸窓や軒の曲線も美しい。





この丸柱が並ぶエントランスが独特な雰囲気の空間を造り出していた。





玄関ホールにはこんなモダンな照明が。





こちらの建物は映画「プリンセストヨトミ」のロケ地にもなったそうで、ちょうどこの1階の廊下が使われたとか。
プリンセストヨトミは空堀の町が舞台になってたり近代建築がいろいろ出てくるというので以前に本は読んだことあったけど、
ここが映画のロケ地になっていたとは知らなかった。









地下へ降りて、さまざまな貴重な地震計が展示されているコーナーへ案内された。
こちらはドイツ製の「ウィーヘルト地震計」
観測所が開設された時から設置されているものだそうで、当時では最先端の地震計だったそう。
記録紙にはうっすら煤がついていて、それを細い針でひっかくという方式で記録、
記録紙にはその上にニスが塗られて保存されるのだそう。





いくつかの部屋に分かれていた展示室。
解説を受けながらさまざまな地震計を見た。





地震計が展示されてた部屋にあった洗面台にこんな幾何学模様の装飾を見つけた。





塔を利用した、地球の自転を証明するのに使われた「フーコーの振り子」





振り子が吊るされている塔を見上げる。





塔へはらせん状に階段が巡らされている。





3階?のテラスに出て外から塔を眺めた。
この日は結構な雨が降っていて、テラスにも長居出来ず;





こんな暖炉のある部屋もあった。





タイル貼りのお風呂も。




コメント (4)
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