m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

大分・佐賀の旅2011【鉄輪温泉・地獄蒸し他】

2011-10-14 | 大分・佐賀の旅2011


鉄輪温泉は湯治場の雰囲気を残す温泉街。
素泊まりが基本の貸間旅館が多くあり、湯治客はそこへ宿泊して
温泉の蒸気を利用した地獄釜で自炊しながら逗留することができるようになっている。
宿泊しなくてもその地獄釜を使って調理できるという地獄蒸し工房へやって来た。





ここでは地獄釜が30分500円で借りることができ食材も持ち込み自由で蒸し料理を楽しむことができる。
係の人がついていて親切に蒸し方や食材を見て目安の時間も教えてくれる。





向かいにあったお店で卵や美味しそうな肉厚しいたけ、じゃがいもや玉ねぎを買ってきて私たちも地獄蒸しにチャレンジ。
地獄蒸しは高温の蒸気で蒸し上げる温泉地ならではの料理法。
素材の味が引き立って卵も野菜もとっても美味しかった!
ここの蒸し野菜が美味しかったので、しばらく蒸し料理にはまりそう・・





そしてこちらの施設には無料の足湯もある。





足蒸し湯は珍しいなあ。





蒸し料理を軽く食べてからは鉄輪の町並みを散策。
別府石の石垣が美しい。





旅館が立ち並ぶ静かな裏通り。





公衆浴場、熱の湯温泉も発見。
なんとここは無料で入れるようだ・・




裏へ回ると熱の湯の源泉跡が。





熱の湯のすぐそばにはこんな洋風の館も。
明治時代の診療所だった建物がカフェに生まれ変わったのだそう。









別府石の石畳の道を歩いていくと、




登録有形文化財の旧富士屋旅館の建物。
明治31年に建てられ、平成8年まで旅館として営業されていたそう。
現在はギャラリーとなっているようだけど、どうも閉まっているみたい・・
ベルを鳴らしてみると、奥様が出て来られ現在はイベントの時にしか開けておられないとのこと。
せっかくなのでとお庭を見せてくださった。





少し前まで庭の樹齢200年のウスギモクセイが満開で、その間は開放されていたのだとか。






玄関の正面には当時の表門が。





当時は大分一の人気のハイクラスの宿だったそう。
客室は各室とも次の間付の本格的な書院造り、床板や床柱、天井板などには銘木が使われているとかで
内部を拝見できなかったのはちょっと残念。









鉄輪の温泉街をぐるりと一周。
高台に上がってくるとあちこちから湯けむりが上がってる光景が見れた。
あちこちに沸く温泉に噴気を利用した地獄釜、自然の豊かな恵みがすばらしい~温泉街だった。




コメント
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