m's diary

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紫織庵

2010-05-02 | 建築巡り・街歩き【京都】


着物でお出かけ、この日は同行者の皆さんに従おうと思ってたが、ふと三条通りからもそう遠くない紫織庵を思い出し、着物好きな皆も気に入ってくれそうだと提案してみると、皆ぜひ行ってみたいということになった。
以前、たしか関西文化の日に一度行ったことがあった紫織庵へご案内した。
前回は無料デーだったので結構人も多くて写真が撮りづらかったが、この日は祝日といえども貸し切り状態でゆっくり楽しめた。

紫織庵は「京のじゅばん&町屋の美術館」ということで京都の伝統的な町屋に洋館部分や洋間が設けられた建物で洋館部分は武田五一の設計となっている。
こちらは主屋の二階の洋間。









鎌倉彫りの壁と寄木細工の床。





一階の客間・仏間
和室なのに洋風のシャンデリアが洒落た感じ。





広縁の波打ちガラスを通して見る庭園も風情がある。









復刻の刺繍半襟。
じゅばんに半襟と称して別製の襟をかける習慣は江戸時代後期にはじまったのだとか。
その後豪華な半襟が流行し出し、得に明治末期から大正期にかけて高級な刺繍を施した半襟が大流行したのだそう。
戦後は白の半襟が大半になってしまったそうだが。





こちらは二階建の土蔵。
敷地の西側に二棟並んで建っている。
当時は道具類や建具、日常の使用品や食料品の貯蔵に使用されていたそうだが、現在は着物の反物などが展示されている。
それらの商品は撮影禁止となっているのだが、着物好きな皆の目が輝き出し?ここからは時を忘れて皆反物に夢中になっておられる様子だった・・
私はさすがに皆と一緒に見ていたらいつ家に帰れるか分からない状況になってきたため、失礼ながら先においとまさせていただくことにしたのだった;

この度久々の着物でお出かけ、いつもとは又違う気分が新鮮で楽しかったが、着物の世界にはまってしまうとちょっと恐ろしいような?気もした・・
コメント (2)
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