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福井の旅2009【福井のお菓子】

2009-07-24 | 福井の旅2009


その土地ならではのお菓子を探すのも旅の楽しみ(これはE家のママと共通)の一つで意外とスーパーなどにそこでしか売ってないようなものをたまに見つけたりするのだが・・
今回はスーパーでの収穫はなし;

小浜では楽しみにしていたくずまんじゅうの名店「伊勢屋」へ訪れた。
店内では日本の名水100選にも選ばれた湧き水が満たす石造りの水槽の中に透き通ったくずまんじゅうが浮かべられている。
見るからに涼しげでおいしそう~





冷蔵庫へ入れると白くにごってしまうくずまんじゅうだそうだが、冷たい湧き水の中では透明感を保っている。
お店の人に一口でまんじゅうを口に含むと葛の香りが味わえる、と言われてやってみたが・・口の中がまんじゅうでいっぱいになり・・なんかもったいない感じ;
食感がモチモチプルプルでまさに私好みで感動~
これなら何個でも食べれそう;
一緒にコップで出てきた湧き水もひんやり美味しい。





銘菓「雪がわら」は昆布に白い砂糖を掛けた屋根瓦に雪が降り積もる情景をあらわしたお菓子。





これも雰囲気に惹かれて買った「かたパン」
帰って調べてみると敦賀にある「だるま屋」というお菓子屋さんで夫婦二人でかたパンのみを作り続けておられるお店だそう。
知っていればかたパン作り、見に行きたかった~





そして越前では昔ながらのお菓子を作り続けて120年という「朝倉製果」へ立ち寄った。
現在は四代目というご主人と数人の従業員の方がおられ、こちらで作られている昔ながらのお菓子を説明していただいた。





こちらの作業場でお菓子作りから包装までされていて、私たちが訪れたのはもう夕方だったのでお菓子を作るところは見れなかったが、出来立てのお菓子を試食もさせていただいた。
地元の小学校からも社会見学に子供たちがやって来たりするそう。





これは気になっていた福井の銘菓「けんけら」
大豆粉、水あめ、白ゴマが原料で、福井県では最も古いお菓子の一つだそう。
昔は剣で切り割らなければならないほど固く、そこから「剣切羅」と呼ばれるようになったとか。





これは「黒ねじ」というお菓子。
お米からできたポン菓子を黒砂糖ときなこで固めたものでしっとりやわらかい。





こちらは「青ねじ」
すはまとよく似てるがはったい粉ときなこが入ったすはまに対して、青ねじはきなこのみ(砂糖も)で作られてるそう。





ここのお店の「松露」も甘さ控え目でとても美味しかった~
お値段も小袋で200円~300円とお手頃。
なんと時々大阪の高島屋へも物産展でやってくるとか。
どのお菓子も素朴でなつかしい味わい、ヘルシーで手作りのあたたかみが感じられる。
こういう昔ながらのお店は末永く続いていってほしいなあ~


・・で、もち好きの私は福井で羽二重餅を買って帰るのをすっかり忘れていた;



コメント
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