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福井の旅【敦賀の近代建築】

2009-07-28 | 福井の旅2009


建築巡りは控えようと思いつつ・・敦賀でも数軒近代建築を見ることができるチャンスがあった。
まず、道を間違えて偶然見ることができたランプ小屋。煉瓦造りで当時、燃料等を保管していた。大正7年築。




そして、観光パンフレットがもらえるからちょっと寄って行こう、という口実で?寄ってもらった旧敦賀港駅舎。
敦賀港から日本海を渡り、シベリア鉄道経由でヨーロッパと結ばれていた「欧亜国際連絡列車」の発着駅舎を復元したもの。





当時、日本からヨーロッパへはインド洋周りでは1ヶ月もかかったが、シベリア経由では東京~パリ間を17日で結んだそう。





現在館内は敦賀鉄道資料館になっている。









更に旧駅舎のすぐ近くにある赤煉瓦倉庫へ走って見に行った。
明治38年に外国人技師によって建てられた当時は石油貯蔵庫として使われ、数年前までは昆布貯蔵庫としても使用されていたそう。













そして敦賀市立博物館へは子供たちが「アクアトム」で遊んでいる間、ひとっ走り行ってきた。
敦賀市立博物館は昭和2年築の旧大和田銀行本店の建物で、当時大陸や西欧への玄関口として栄え「東洋の波止場」と唄われた港町敦賀を象徴するかのような豪華な建物。













建物のいたるところに大理石が使用され、北陸では初めてエレベーターが設置されたという。





当時、1階には銀行業務室、地下にはレストラン、2階には迎賓施設、そして3階は公会堂として町民に開放されていたそう。
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