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転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
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「菅茶山と頼山陽」
漢詩・頼山陽
/
2013年11月01日 20時45分09秒
(写真は、頼山陽史跡資料館の門を入ったところにあるモニュメント。
昭和10(1953)年からあった山陽記念館は原爆で大破し、戦後に修復されたが、
平成7(1995)年に現在の史跡資料館へと全面的な建て替えが行われた際に、
当時のバルコニーの一部が切り取られ、このモニュメントとして残された。)
頼山陽史跡資料館の
平成25年度企画展『菅茶山と頼山陽』
を見てきた。
平日午後のせいか、初めは私以外に誰も展示室内にいなくて、
貸し切り状態で、資料や説明文を存分に熟読させて貰った。
漢詩を読む者にとっては、菅茶山・頼山陽はともに大変重要だ。
いずれも江戸時代後期の漢詩人として優れた詩を多数残しており、
鑑賞や詩吟の場で触れる機会も多い。
きょうの展示でも、過去に漢詩の会で読んだ詩の直筆を見ることができ、
私にとっては、これまで以上に、そうした詩の詠まれた時代や背景を
現実のものとして手応えを持って感じることができた。
とりわけ、山陽の代表作のひとつである『泊天草洋』の書を
実際に軸装で見ることができたのには感激した。
解説によると個人所蔵の品であるらしい。
まことに得難い機会だった。
山陽が茶山の依頼を受けて書いた正慶尼の伝記というものは
私は全く知らなかったので、その書とともに、
彼女の存在や逸話そのものにも大いに興味を持った。
彼女は名を『阿雪』といい、江戸中期に名を成した画家であったが、
娘時代から武芸を好み、奇行でも有名であったということで、
『奴の小万』の異名を持つ、いわゆる女伊達であった。
『正慶尼』とは、隠居後に仏門に入った彼女の名前だ。
彼女の真実の姿を伝えるべく、山陽は茶山の依頼で伝記を書いたそうで、
今回はその一部が山陽の書として展示されていた。
山陽の恋人であった平田玉蘊や江馬細香もある意味で同じだが、
『三従』などという考え方が生きていた時代においても、
印象的かつ個性的な女性たちが活躍した場は確かにあったわけで、
私は彼女たちの存在それ自体に、改めて感じ入った。
勿論、その人生は、現代の私達が想像する以上に、
人々の好奇の目にさらされた過酷なものであっただろうけれども、
彼女たちの生き様は、やはり抜きん出て精力的であり活動的であり、
それゆえにこそ、茶山や山陽のように、
こうした女性たちのことを記録しようとした人々もあったのだ。
しかしきょうの展示で私が何より感銘を受けたのは
茶山の弟の菅恥庵の墓碑銘としての山陽の書(の拓本)だった。
山陽は『備後菅圭二墓』の文字とともに、
自ら撰んだ墓碑銘を書いているのだが、
それがあまりにも見事な楷書だったので、私は目を見張った。
頼山陽の楷書などというものを、私は完全に初めて見たと思った。
恥庵は茶山より20歳も若い弟で、京都で私塾を開いたが、
すぐに病臥し、手当の甲斐なく、三十代初めに亡くなっている。
この墓は現在も京都の某地にそのまま残されているそうなので、
叶うことなら私はいつか実物をこの目で見たいものだと思った。
チラシにも図録にも、この恥庵の墓碑銘については取り上げられておらず、
特別に話題性のある展示ではなかったのかもしれないが(拓本ではあるし)、
しかし私にはこの山陽の字が最も強烈に印象に残った。
一級の美術作品と言える、見事な、風格のある楷書だと思った。
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