学校帰りの娘と一緒に、えびす講に行き、胡子神社に参拝した。
私は初めてで、とても賑やかなことにびっくりしてしまった。
その後、勤め帰りの主人がメールしてきて我々に合流し、
3人でパスタの店に寄り夕食を取ったのだが、その席で主人は、
かねて念願であるルリデンに行ってみたい、と言いだした。
広島で一番高いケーキなのよというCMの、アレだ。
ルリデンは、胡子神社からほど近い、流川(ながれかわ)にある、
ということが既にわかっていて、主人は首尾良く番地まで記憶していた。
市街地の地理に強い彼の案内で我々はルリデンに向かった。
ところが。
ない。
目指す番地には確かにケーキ屋があった。結構な構えの店だった。
だが、名前が「ルリデン」ではないのだ。
その店の名は「モンシェリー」とあった。
ほかにケーキ屋は無いし、コレだと思うしかなかった。
私「なにかで別の店になっちゃったんだよ。どうする、なんか買ってく?」
夫「うぅむ」
私「ルリデン、ツブれちゃったのかなあ」
夫「問題は、これがもはや、ルリデンではない、ということだ。
ここで買って、もし、マズかったら、どうしたらいいのだ」
私「どうしたら、って(^^ゞ」
夫「そりゃ美味けりゃいいぞ。だがマズかったときはだな。
ルリデンでマズかったなら、それはそれで、決着がつく。諦めもつくさ。
だけど、違う店で買って、マズかった場合、どうやって自分を納得させたらいいのか」
私「(んな大仰な)(--#)」
結局、テキの正体がよくわからない以上、むやみに手を出すのは得策ではない、
という、主人のご高説を拝聴した挙げ句、我々は手ぶらで帰ることになった。
で、さきほど、ネットで「ルリデンの行方」を検索してみたら、
どうやら、あの店は、やはり元ルリデンで、外観もルリデン時代のまま、
経営権だけが「モンシェリー」になったものだ、ということだった。
ただ、ケーキはルリデンのものと、モンシェリーのものが混じっている、
ということらしいので、買うのが良いかどうかは微妙ってことか(^^ゞ。
Trackback ( 0 )
|