転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



ポゴレリチに関する情報欲しさに、私は、Yahoo!の
Pogorelich Groupに参加しているのだが、
そこのメンバーの某氏(たぶんフランス人)から、
先日、もう一つ、新しいGroupに誘われた。
それは、特殊なプログラムにより、音声や動画などのファイルを、
メンバー同志で共有できるというもので、
ポゴレリチ関係のファイルがあるから来ないか?と彼はメールで言って来てくれた。

某氏は熱心なポゴファンなので、私は誘われたことを有り難く思った。
教えられた英文サイトにアクセスして説明を読んでみると、
専用プログラムを自分のパソコンにダウンロードして使用するようになっていた。
こんなのは初めてなので私はちょっとワクワクした。
凄いなぁ。ネットって面白いなぁ♪

と、ダウンロードが済んで数分後、私のパソコンのタスクバーから、いきなり、
某氏の名前で会話帳なるものが、呼びもしないのに立ち上がってきた。
何が起こるのかと呆気にとられて見ていたら、画面にメッセージが出てきて、

Hi, Yoshiko! Are you there? (やぁヨシコ。そこにいるかい?)

げっ、おチャットまで付いていたのか。
なんという恐ろしい機能なのだ。問答無用か。
「入室します」とか無いのか。

私は思わず、

No, I am NOT.(いいえ、居ません)

と打ちそうになったが、これじゃまるで、
ピンポーンに対して「留守です」と返事しているようなものだ。おまぬー過ぎる。
しかし英語でおチャットなんて、胃に穴が空くじゃないか。

仕方がないから、
『英語でチャットとはこれいかに。ちょードキドキ致しております』的な、
訳のわからん英語を打ち返した。すると優しい某氏は、
『大丈夫。君の英語は上手だよ』
と返してくれた。

「外国人から英語が巧いと誉められるのは、英語が下手な証拠」
と言ったのは、松本道弘氏だっただろうか。蓋し、名言だ。
確かに「あんよが上手」はよちよち歩きの乳幼児に言う言葉だ。
幼稚園児くらいにもなれば、もう誰もそんな褒め方はしない。

だが、丁寧な某氏は、挨拶に寄ってくれただけだった。
『ごめん、もう二時だから寝なくちゃ。今度はゆっくり話そうね。じゃ、また』
と彼はすぐ消えた。

その直後、私が、オフラインにする機能を探しまくったことは言うまでもない。

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