転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昨日ヒカシューのことを書いたら、BBSでもメールでも反響(^^ゞがあったので、
この機会に彼らの思い出を綴ってみたいと思う。

辿れば、1980年8月。偶然にテレビでヒカシューを観た。これが馴れ初めだった。
彼らはそこで『マスク』という曲をやっていたのだが、
ヴォーカル巻上公一の見事な声と顔パフォーマンスがあまりにキョーレツで、
私は、この人は一体、なんなんだ!?と忘れられなくなった。

それで、彼らのレコードを買うようになった。
最初に買ったのは『白いハイウェイ』というシングルだった。
世間では彼らのことをテクノポップと定義していたと思うのだが、
私にとっては、それよりも、彼らの音楽の中にある、
演奏しつつ自らも音を面白がる姿勢が、大変印象的だった。

その後も私は彼らのCDを買い続け、
91年4月10日、ついに、彼らは広島ウッディ・ストリートにやって来た。
勿論、私は行った。前売りを買って、楽しみにして、出かけた。
そうしたら、当日、客が10人くらいしか居なかった。

ドリンクを選んで座って、始まるのかな~、まだかな~、と待っていて、
ふと横を見たら巻上さん他ヒカシューのメンバーが、
いくつかのテーブルの席に、いつの間にか来て、一緒に座っていた(爆)。
いやはやもう、そのときのライブの素晴らしかったことは忘れない。
彼らは本当に骨の髄までエンターテイナーなんだと感じたし、
何より、ライブならではの即興的面白さは彼らの真骨頂だった。最高だった。
思えばこの頃から、巻上さんは、
超歌唱法の追求やホーメイの研究などを、さかんに行っていたのだった。

そういえば、このライブの中で、巻上さんが、
「次は、古い曲で、『プヨプヨ』をやります」、
と言ったとき、それは初めて買ったシングルのB面だったので、私は思わず、
「きゃ~(^o^)!!」
と拍手をした。ら、そんな反応をしたのは、ワタシ独りだった。
巻上さんは笑って
「この曲で、きゃ~って言って貰えるのは、嬉しいですね」
と言ったものだった。

・・・さて、突然だが。ここで907字。
ここの制限字数は1000字なので、この続きを書く余裕が、もう無い。
なんとか字数内に納めようと先ほどから幾度かやってみたが、断念。

残念だが、後日譚は、また、いずれ。(←竜頭蛇尾)

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