転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昨日『南斗水鳥拳のレイ』の話を書いてから、
頭が『北斗の拳』モードになっていたので、
私はきょう、夕食後、主人に話を振ってみた。

私「最近、パチンコで『北斗の拳』流行ってんだよね?」
夫「おう。そうそう」
娘「そうそう!」
夫「なんで、みーこが知っとんや!」
娘「バスの中から見えるもん。己斐とか通るときに。なんとか編って」

パチスロ『北斗の拳』、宿命バージョン登場!とかか(^_^;)。

不思議なことに、自分がどうして劇画『北斗の拳』にハマったのか、
その馴れ初めが、私は今となっては全然思い出せない。
が、とにかく、80年代半ば、少年ジャンプ連載当時に、
何かの機会に私はこの作品を知り、異常にこれに熱中するようになり、
以来、コミックスが出るたびに買い、劇場版が公開されるとすぐ見に行き、
テレビアニメは毎週録画して繰り返し鑑賞し、
……というくらい、数年間は本当に夢中になって観ていたのだ。

昨日も書いたように、私の神様は『南斗水鳥拳のレイ』というキャラで、
彼が登場してから死ぬまでの40話ほどの間、私は頂点を極めつづけ、
その後は、やや沈静化し残り火のような気分で読み続けたが、
レイの次に愛していた『拳王(ラオウ)』が死んだところで、
私の『北斗の拳』は、本当に終わった。

だって。
ここまでの物語だって、実はいい加減、笑えることの連続だったのに、
このあとの話は、もうどんどんと荒唐無稽な展開になる一方で、
さすがの私も脱力してしまったのだ。

中でもいちばん腰砕けになったのが、「元斗皇拳」という拳法で、
字面の通り、皇帝をお守りする拳法だという説明だったのだが、
これがなんだか、指の先から凄い勢いで光線が出て、
ものを凍らせたり燃やしたり。
あの~、いくらなんでも、それはもう、「拳法」じゃないんでは。
っていうか、ほとんど「手品」の範疇なんでは……。

ところで、『北斗の拳』といえば、「あたたた………」
というケンシロウの雄叫び?が有名だが、
86年だったか、ニッポン放送のジャンプ系ラジオ番組の中に、
『あたた耐久レース』というコーナーがあって、
参加者が、何秒間「あたたたた」を言い続けられるか競う、
というのが行われていた。
確か、最低記録保持者は、ケンシロウ役の神谷明・本人だった(爆)。

懐かしいな~。私は、今、何秒間、言い続けられるだろうか。

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