転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昨日から今日にかけてのいろいろを書き留めておくことにする。

・パソ子の容態
ウィルス・スキャンが最後まで出来るようになったので、ひと安心したが、
幸か不幸か、パソ子の体内にウィルスは一匹も見つからず、
不具合はパソ子の自家中毒みたいなものらしいということになった。
この際、再セットアップするのがいいだろうか。
もうじきパソ子だって年末大忙しの時期に突入することだし。

・DVD『弁天小僧』
9月14日の日記に書いた、菊五郎の『弁天小僧』のDVDを、
先日amazonから取り寄せて、ずっと観る時間がなかったのだが、今日ついに観た。
私が願った通り、南郷力丸は、やはり初代・辰之助だった。
昭和61年12月、歌舞伎座の収録。これって、もしかして、辰之助の最後の舞台!?
ああ、辰っつぁん、どうして死んでしまったんだよぉ!と観ながら涙が出た。
声良し・顔良し・姿良し、最高の南郷力丸、最高の役者だったのに~(>_<)ヽ !!

・・・・というようなことを、亡き祖母が、いつまでも先代の団十郎について、
言い暮らしていたのを、そういえば思い出した(^_^;)。
夭逝した贔屓のことは、ああやって終生、自分の中で伝説になってしまうのだろうな。

・「道訊かれ」究極奥義!
長い長い間、自分のために喫茶店なるものに入ったことがなかったので、
きょうは、繁華街のとある店に行って、コーヒーを飲んでみた。嬉しかった(^_^;)。
と、私がコーヒーの香りに浸っていると、右隣から、つんつん、と袖をつつく人がいた。
「はい?」と見ると、ひとりの年配のご婦人がニッコリした。

婦人「これ、食べて下さらない」
私「は」
婦人「これね、注文したんだけど、量が多すぎて。あなた、食べて」

彼女が差し出していたのは、一皿の、手つかずのアイスクリームだった。
彼女のテーブルにはそれ以外に、ケーキも乗っていた。セットだったのだそうだ。

婦人「中身食べて、お皿は私に返してね」
私「は、ありがとございます(汗)」

私はこの歳になって、全然知らない人にアイスクリームを恵んで貰ってしまった。
ほかにも客がいたのに、どうして私を指名したのか。
これも道訊かれ顔のなせるワザか。
それとも、こいつの体型なら食えるだろうと踏んだのか。

ごちそうさまでした。

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