転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



予約していたRCサクセションのDVD
KING OF LIVE AT BUDOHKANが昨日届いて、今朝、ようやく観た。
83年12月25・26日に日本武道館で行われたライブの模様で、
そりゃもう、おいら武道館に来日だぜyeah!!な名曲揃い。
日本の有名なロックンロール!!武道館ベイベー!!
後ろのヤツら、どうなんだ~い!!?

・・・・・なのだが。

なんだか、これって、あまりにもベスト盤じゃありませんか(^_^;)。
RCサクセション・クラシックスと言えるほどの定番曲ばかりで、
しかも実際のライブの流れとは全然違う曲順になっており、
一曲ずつ切り離して聴くことが可能な構成にされてしまっているので、
まるでTVKのMUTOMA JAPANの録画集みたいだ、というのが私の率直な感想だった。
巨大銭湯のごとく、天井まで際限なく蒸気がもうもうと上る熱いドブー館で、
コブシつきあげトランス状態になってひたすらキヨシローに酔った、
あの異常さ加減は、DVDの画面からはほとんど伝わって来ない。

だが、まあ、それはそれとして、
これが記録映像として価値があること自体は、私にもよく理解できる。
確かにここには、私も知っている、ある時期のRCサクセションの姿が、
鮮やかなかたちでとどめられているし、
それは私のいろいろな記憶を呼び起こすものとして充分だ。
思いっきり懐古趣味だが、多分、このDVDはこれからも、
何かにつけて、繰り返し観ることになるだろうと思う。

ときにRCサクセションのドラマーだった新井田耕造という人がいるのだが、
彼は90年代後半から、ヒカシューというバンドに参加している。
このヒカシューは、実は私が80年8月からずっと応援しているバンドで
よりによって、そこにRCのコーちゃんが関係することになろうとは、
私には信じられないような巡り会わせだった。

ギョーカイには、イッツ・ア・スモール・ワールド的な面があるとは思うが、
しかし、それにしてもドラマーはたくさんいるし、バンドだって無数にあるのに、
RCとヒカシューの交点がここにあったのか!というのはやはり感慨深い。

ヒカシューについては、また、いずれ(^_^;)。

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