今日は久しぶりに八幡平山頂付近から離れて、源太ヶ岳のパトロール。
雪解けとともに倒木が道を塞ぐように現れてくることもあり、この時期のパトロールは欠かせません。管理員の仕事もなかなかこれで忙しい。
里に近いところの森は緑濃くなってきました。タケノコ採りのおじさん数名に会いましたが、入山に際してはくれぐれも気をつけて。この時期はクマもタケノコ食べてますからね。
登山口から水場までの登山道は完全露出。上倉の水は涸れることなく冷たい。
水場から大深山荘へのショートカット分岐までは、所々残雪がありますが問題なし。
分岐からまず大深山荘へ。源太ヶ岳山頂直下の湿原にはまだ残雪あり。
登山道上にはまだ雪がけっこう残ってます。マーキングしてきましたので、それを目印に歩けば問題ないでしょう。
5/18に来た時はまだ雪の下だった大深湿原も8割方露出しました。
大深の水もやはり涸れることを知らない。冷たくて美味しい水です。
この間設置した雨水槽に水も溜まり、今シーズン初のトイレ掃除もできました。
山荘清掃の後は大深岳方面へ。水場分岐の少し上まではまだたっぷり雪が残ってます。忠実にマーキングを辿って歩いてください。
水場分岐を過ぎたあたりからはほとんど雪はありません。雪解けすぐの登山道脇にはショウジョウバカマ。
大深岳分岐まで来れば、登山道上に雪はありません。
秋田駒の右奥には鳥海山。やっぱり鳥海山の積雪量の多さは、遠目からでもよく分かる。
パッと見たところ、三ツ石山から大深岳までの登山道上の雪はない感じ。
久しぶりに清々しいお天気です。・・・の割に、歩いてる登山者はおらず。。。
源太ヶ岳山頂にはミヤマキンバイやコメバツガザクラ。
山頂の東斜面の残雪豊富。斜度もあり、しっかりした足元の装備とともに、ストックやピッケル等は必要です。
丸森川付近はこれからシラネアオイやサンカヨウが咲いてくるところです。