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すーさんの山日記

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能登半島災害ボランティア 9/27~10/3

2024-10-04 19:57:50 | Weblog

またまたボラキャンすずにお世話になって、能登半島の珠洲輪島でボランティア活動してきました。

能登半島地震の復興も遅々として進んでいない中、今回の豪雨災害。6月に比べると公費解体が進み、更地になったところも増えましたが、ほとんど変化を感じないところもあります。

地震による土砂崩れの爪痕もあちこちに見られる中、線状降水帯で集中豪雨が能登半島を襲えば、今回のような結果になるのは必定。

震災後の山の倒木類もほぼ放置されている状態では、上流から夥しい数の流木が流れてきてもおかしくありません。メインの珠洲道路沿いにも大量に堆積しているところもありました。

震災関連の瓦礫置き場(通称ジャンボリー)は、6月時点では稼働し始めたばかりでほとんど集積されていませんでしたが、建材瓦礫がうずたかく積み上げられていました。公費解体が始まって、町の辻々の瓦礫も撤去され、更地も増えてきました。

水害の泥出し以外にも屋根のブルーシート掛けのお手伝いも今回初めてやりましたが、土嚢袋を持って梯子の往復はしんどかった。

水害の泥出し作業で一番面倒なのは、床下の泥出し。床板をはがし、泥を出し、乾かし、消毒して、また板を張って・・・と手間がかかります。頭数が必要なのは、特にこういう床下の泥出しです。

ボラキャンすずには、プロのボランティアみたいな方から小学生まで、老若男女いろんな人が全国から集まってきます。今回は県内在住の親子とも作業しましたが、お二人ともよく働いていました。お子さんは小学生以上のパフォーマンスで私もずいぶん助かりました。厚く堆積した土砂を出して綺麗にするところまで。

ビニールハウス内の泥出しは灼熱地獄の作業でしが、熱中症にならないようにこまめに休みをとりながら。依頼主さんにも重機でお手伝いいただきながら、最終的にハウス内に排水用の溝を切るところまでやって喜んでいただきました。依頼主さんとお話しさせてもらうことも、精神的なボランティアになってるのではないかと思います。

今回の水害で道路が寸断されたお宅では、荷物を担いで歩いてアプローチ。どんな状況でもきっちり仕事をこなすボラキャンすずのメンバーには、頭が下がります。毎日、勉強させてもらいました。

ボランティアの最終日は、床下からのハードな泥出し案件でした。泥出し作業を終えて帰る時には、目を潤ませ深々と何度もお辞儀をするご夫婦に、こちらもグッとくるものがありました。床上浸水、床下に30cmの泥の堆積。これが心折れずにいられましょうか。
震災で家を失って、やっと仮設住宅住まいが始まって、今回の水害で浸水したところもありました。これが心折れずにいられましょうか。
 
いろんな支援の形があります。物資の支援、お金の支援、観光、地場産品の購入。でも今一番必要なのはマンパワーだと思います。スピード感が重要です。そのためにもボランティアに参加しやすいように、行政のサポートも必要です。制度的な問題もあると思います。これだけ災害が多発するする昨今、ボランティアの頭数を集めるための法整備も急がれることかと思います。

 

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (RST)
2024-10-04 23:32:04
労いの言葉ありがとうございます。
毎回行く度に考えさせられます。
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Unknown (larala30)
2024-10-04 22:01:38
本当にご苦労様でした。
返信する

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