この2日間、雪崩事故の調査で山に入ったり、遭難捜索隊にキャットを出動させて協力したり、慌ただしくしておりました。メディアの報道では、きちんと裏取りされていない情報を報道されたり、現場でのメディアの方々の対応では、キャット含め捜索隊の動線を妨げたり、もう少し配慮いただきたい場面が多々ありました。よろしくお願いします。
捜索隊を見送り、現場を信頼のおける組合員にまかせ、私は下倉スキー場へ戻ってレッスンです。
緩斜面では圧の大回り。午前中は上下動を使って外脚の処理について行い、
午後は、内脚処理も踏まえた上で、軸の傾きで孤の深さを表現する最初のステップ、ワイドなスタンスでの練習を繰り返しました。
急斜面ではストックワークと内脚処理。急斜面では、体を横向きに戻される力も働いてますよ。ストックワークでなんとかしたいです。
急斜面攻略の鍵は、山と谷、素早く入れ替え出来るかどうかということもその一つ。
練習において、つねに頭においていて欲しい重心と足場の関係性。内脚処理については、ドラゴンの境地へ達しておきたいです。
そしてテレマーク姿勢。今、踵が上がるのか、下りてるのか?いつでも板に踵がべったり付いてれば良いってもんでもないですし、いつでも踵が上がっているもんでもないですよね。
Iさん、Nさん、理屈に対しての理解が深まった1日になったと思います。あとは自主練!今日は大変お疲れさまでした。
記憶回路は元々故障気味な上、猫とたとえられた
自由気ままな自分ですが、ここに来てやっと
スーさの言葉の意味がつながってきた気がします。
今日は2時間遊ばず復習できました。
老人力がついてきたぞ!
キャットを出動させたことで、救出が迅速に行われたと思います。救助にあたった関係者の皆さま、本当にありがとうございました。