ステップゆきむし ステップソールテレマーク
75mmノルディックノルムのビンディング、ブーツの生産が年々右肩下がりの状況で、さらには来季以降の生産中止を公表するメーカーも出てきました。資本主義経済の枠組みの中では、需要と供給の関係で市場は動いており、売れないものは作らないという理屈は分かるが、果たしてこれで良いんだろうか?効率性や生産性の最大化を目指す社会の中では、受け入れてもらえなくなっているのだろうか?
一時その技術すら忘れさられたテレマークターンを復活させたのは、コロラドのヒッピーみたいな連中だったわけで、そもそもがサブカルチャーの様相を呈していたテレマーク。そんなところに安全性や生産性を言い始め、テクノロジーを進歩させ続けたら、またいつか来た道を再び歩くことになるのじゃないか?
テレマークスキーは滑るだけなの?テレマークスキーは歩くだけなの?
その半端なところが良いのであって、どちらかに片寄ってしまえば、テレマークターンが幻の技術として埋もれてしまった歴史を繰り返すことになりはしないか?・・・ということを危惧しているのです。最近動画をアップしているのは、絶滅危惧種の抵抗とでも言えましょうか。
テクノロジーをどこまで受け入れて良いのか?というようなアーミッシュライクな規範が、今必要だと思いますがねえ。これはテレマークに限った話ではなく、これから社会が直面する問題と同じだと思います。
とか面倒くさいこと言ってますが、楽しくなきゃ続けてませんよね。
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