秋田県から依頼された県境尾根刈り払いの続き。
今回は大深山荘に1泊して2日間の作業です。
前回9/1に作業したところは笹が落ち着いて歩きやすくなっていました。
第1湿原の草紅葉が前回より進んでいるようです。ガスっている時はクマに注意。
手強い笹が相手では、なかなか予定通りにはいきません。。。
登山道刈り払いは、地面と左側右側の3箇所の刈り払いがあるのですが、片側だけとは言え、地面と左側の刈り払いなので作業量で言えば1/2ではなく2/3なのです。
初日の作業を終え、大深湿原の水場で水を汲む。大深湿原の草紅葉もかなり進みましたね。
翌朝は6時に大深山荘を出発。今日は朝から良いお天気ですが、気温高め。。。水を多めに持参しました。
第2湿原の彼方に秋田駒。刈り払い機を作業終了地点にデポしてきたので朝の通勤は余裕がありました。。。が、帰りは。。。
昨年刈り払い作業をしているので、これでもまだ良いほうです。
毎年続けていけば、少し時間はかかるかもしれませんが、良い道になるんですけどね。
朝露に濡れた笹や草で衣類はベチャベチャ。
歩けばすぐですが、刈り払いはなかなか前に進めないんです。
南部大白森を望む大トラバースもスッキリしました。ここは昨年の刈り払いアドバンテージがありました。やはり毎年続けることですね。
これが南部大白森です。秋田県側にある大白森と山頂の高層湿原は同じです。
大トラバースを通過したらまた林の中の下り。
疲労困憊とはこのこと。今日は余力がほとんど残っていませんでした。予想はしていましたが、予定地点にはあとわずか届きませんでした。
関東森を過ぎるときれいに刈り払いされていて助かりました。やはりすーさんのおかげでしたね。今回この記事を見ていませんでした。
八瀬森山荘に珍しく?東京からの人が7人も泊まりました。県境部分は秋田県側分担分があまり刈り払いされていないようだと話し、刈り払いされたあたりで喜んでいました。
2人は畚口を11時に出発し、17時に着きましたが、刈り払いされていなかったら危なかったかもしれませんね。
大白森から関東森付近は大変でした。
大深山荘に立ち寄り、14日は16人泊まったようですが、泥が散乱し、トイレにはペーパーの芯が多数残っていましたので清掃しておきました。
八瀬森山荘のトイレも汚く、大白森山荘の壊れた薪ストーブはゴミ箱になっていました。
県境尾根の登山道整備、山小屋の清掃(秋田県側担当)は、アクセスが遠く、手が行き届かない状況です。
山小屋使用にあたっては、皆さんの善意と良心だけでは如何ともしようがありません。
登山道の刈り払いにつきましては、10月に関東森〜八瀬森山荘〜曲崎山を予定しております。ただ、なかなか予定通りにはいかないとは思いますが。