
1732年の噴火の際、流れ出した溶岩流。それが焼走り溶岩流であり、国の特別天然記念物に指定されています。
北東山腹の標高1290~920mの5ヶ所の火口から1週間にわったて溶岩流を噴出し、長さ3.4km、最大幅約1.1kmの焼走り溶岩流を形成しました。(参考文献:岩手山・秋田駒ヶ岳自然観察ポイントマップ)
つい最近まで、火山活動の活発化にともない、入山が一部禁止されていた岩手山。今でも立派な活火山なのであります。
この時期の岩手山の目玉と言えば、第1火口からツルハシ分かれにかけての砂礫地帯のコマクサの大群落。
群落の規模で言えば、日本屈指間違い無し。秋田駒ヶ岳と岩手山で日本の1位2位を争う大群落でしょう。おそらく。
とは言え、登山口からコマクサの大群落までは、ほぼ樹林の2時間半。この蒸し暑い気候の中では、決して楽な道のりではありません。

歩き始め、ミズナラ林の林床の花はあまり多くありませんが、そんな中でイチヤクソウはよく目立つ。コバノイチヤクソウ?

地味なところでアオヤギソウ。シュロソウ属。コバイケイソウなんかの仲間です。そして、まさにユウレイと化したギンリョウソウ。ゲゲゲの鬼太郎の目玉のおやじ的。

ケヨノミの実(多分)。これから熟して、黒紫色になるのかな?そして、タケシマランの実。この間まで、花つけてたと思ったら、もう実ですか・・・。季節は移ろう。

ハクサンチドリは通常こんな色ですが、シロバナのハクサンチドリ発見!珍しい。コミヤマハンショウズルは岩手山ではポピュラーな花のひとつ。

ナナカマドの花に群がる虫たち。この時期、花という花に虫がいる。こんなに虫っているんだね。

第1火口を過ぎて、しばしザクザク道を登れば、いよいよ今日のメインディッシュ!コマクサの大群落。個体数で言えば、岩手山のほうが多そう。見応えという点では秋田駒ヶ岳。という感じでしょうか?

オヤマソバ、ミネヤナギ、ダケカンバなどに交ざって咲いているので、どうしても見応えという点では、秋田駒に軍配が上がる・・・かな?

しかし、ご覧あれ、この気品溢れる佇まい。やはり高山植物の女王は、このコマクサをおいて他に無し。

今日の目的は山頂にあらず。岩手山のコマクサに久しぶりのご対面をはたせば任務終了。焼走りを俯瞰しながら下山。すると・・・よよっ!トレラン愛好会の方々が下りて行きます。なんでも一番速い人は、登山口から山頂まで通常のコースタイムで5時間のところ、1時間50分で登ったんだとか・・・スゴすぎる・・・。
中国ツアーのため明日上京、明後日出発。しばらく八幡平の大自然ともしばしの別れ。
北東山腹の標高1290~920mの5ヶ所の火口から1週間にわったて溶岩流を噴出し、長さ3.4km、最大幅約1.1kmの焼走り溶岩流を形成しました。(参考文献:岩手山・秋田駒ヶ岳自然観察ポイントマップ)
つい最近まで、火山活動の活発化にともない、入山が一部禁止されていた岩手山。今でも立派な活火山なのであります。
この時期の岩手山の目玉と言えば、第1火口からツルハシ分かれにかけての砂礫地帯のコマクサの大群落。
群落の規模で言えば、日本屈指間違い無し。秋田駒ヶ岳と岩手山で日本の1位2位を争う大群落でしょう。おそらく。
とは言え、登山口からコマクサの大群落までは、ほぼ樹林の2時間半。この蒸し暑い気候の中では、決して楽な道のりではありません。


歩き始め、ミズナラ林の林床の花はあまり多くありませんが、そんな中でイチヤクソウはよく目立つ。コバノイチヤクソウ?



地味なところでアオヤギソウ。シュロソウ属。コバイケイソウなんかの仲間です。そして、まさにユウレイと化したギンリョウソウ。ゲゲゲの鬼太郎の目玉のおやじ的。


ケヨノミの実(多分)。これから熟して、黒紫色になるのかな?そして、タケシマランの実。この間まで、花つけてたと思ったら、もう実ですか・・・。季節は移ろう。



ハクサンチドリは通常こんな色ですが、シロバナのハクサンチドリ発見!珍しい。コミヤマハンショウズルは岩手山ではポピュラーな花のひとつ。

ナナカマドの花に群がる虫たち。この時期、花という花に虫がいる。こんなに虫っているんだね。


第1火口を過ぎて、しばしザクザク道を登れば、いよいよ今日のメインディッシュ!コマクサの大群落。個体数で言えば、岩手山のほうが多そう。見応えという点では秋田駒ヶ岳。という感じでしょうか?


オヤマソバ、ミネヤナギ、ダケカンバなどに交ざって咲いているので、どうしても見応えという点では、秋田駒に軍配が上がる・・・かな?


しかし、ご覧あれ、この気品溢れる佇まい。やはり高山植物の女王は、このコマクサをおいて他に無し。


今日の目的は山頂にあらず。岩手山のコマクサに久しぶりのご対面をはたせば任務終了。焼走りを俯瞰しながら下山。すると・・・よよっ!トレラン愛好会の方々が下りて行きます。なんでも一番速い人は、登山口から山頂まで通常のコースタイムで5時間のところ、1時間50分で登ったんだとか・・・スゴすぎる・・・。
中国ツアーのため明日上京、明後日出発。しばらく八幡平の大自然ともしばしの別れ。
わたしは昨日焼走りコースにて平笠不動避難小屋まで行ってきました。
白いハクサンチドリはわたしも発見でしたよ。
そして、コマクサの後、シラネアオイにサンカヨウの群落を堪能してきました♪
こちらも見応えありました。
中国ツアー、お気をつけて!
そうでしたか。平笠不動まで行くと、シラネアオイにサンカヨウ。でも今日は、コマクサでお腹いっぱいでした。そして明日出発なので、無理しないところでおしまい。
あのシロバナハクサンチドリを見つけたとは!さすがです。
多分、あの1株しかなかったと思いますよ。
中国・四川の山も花いっぱいですよ。きっと。
今は、インスブルックのホテルで、TVでW-CUP観戦中。
四川省の皆さんへよろしくお伝えください。
今夏は行けそうになさそうです。
ヨーロッパの花もいい時期ですかね?
ヨーロッパ巡業、お気をつけて。