すーさんの山日記

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八幡平の登山情報

刈り払い@大深湿原

2017-08-27 22:19:58 | 源太ヶ岳

先の大雨で開催が危ぶまれた大曲の花火大会は、スタッフ皆さんの不眠の復旧作業の甲斐もあり、素晴らしい花火大会となったようです。良かったですね。

一方こちら八幡平。先の大雨が残していった傷跡は思いの外深く、見返り峠と藤七温泉の間で道路に段差が生じ通行止め。樹海ライン・松川温泉と藤七温泉の間は通行可能です。

また、奥産道も上の写真のように路肩が崩落し、松川温泉ゲートから松川大橋の間で通行止めです。

短時間でかなりの降水だったようで、源太ヶ岳登山道もあちこちでかなりえぐられました。自然は決して優しいだけではありません、破壊神としての一面を忘れてはいけませんね。自然とは破壊と再生の繰り返し。

西日本では太平洋高気圧圏内で残暑厳しいようですが、こちら八幡平はオホーツク高気圧の支配下にあり、秋の気配も色濃くなってきました。あちらこちらに小さい秋。

昨日は気圧の谷の通過時、集中して雨が降りましたが、通過後は晴れ。しっとり雨のブナ林も良いもんですよ。

今日はまさに秋晴れ。大深湿原を水場から松川温泉方面へ湿原の端っこまで刈り払い。先日クマにやられた刈り払い機も修理完了し、調子よく作業できました。

木道脇の刈り払いは意外に面倒。木道を押さえているカスガイに引っ掛けて、刈り払い歯を痛めないように慎重にやらないといけません。残り少なくなったとは言え、開花中のダイモンジソウやエゾオヤマリンドウもなるべく残してやらないと。

キンコウカの葉は徐々に草紅葉の支度を始めたようです。山はもう秋です。真夏の支度では肌寒いですからね。

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