今日は、裏岩手縦走路をモッコ岳登山口から諸桧岳まで。
モッコ岳までの登山道上には雪がなくなり、登山初心者の方でも安心して歩けるようになりました。モッコ岳登山口からの往復のコースは、登山の入門コースとしてオススメです。
モッコ岳分岐を過ぎると所々雪が残っていますが、6/21の裏岩手縦走路開山祭までには登山道上の雪も消えるでしょう。
相変わらず静寂の山の小径。孤独を愛する岳人注目。
ショウジョウバカマを漢字で書くと「猩猩袴」。「猩猩」とは中国の空想上の生き物、能の演目「猩猩」では真っ赤な装束を着た猩猩が酒に浮かれて歌い踊るというイメージから、大酒飲みや赤色を指すようになったとのこと。ちなみにショウジョウバエは「猩々蝿」。名前の由来を調べると、そのものの性質がよく分かりますね。
こちらは空想上の生き物ではなく、クマの糞。ほじくってみると、繊維質のものをたくさん食べているようです。この時期ですからタケノコでしょうね。
諸桧岳は山頂は平坦です。雪の時期はどこがピークなんだか分かりません。空の広がりを感じます。しかし雲行きは怪しげ。
八幡平の山頂周辺のような賑やかさがない分、存分に孤独を満喫出来る裏岩手縦走路。