今度の日曜、2/26は貝吹岳(992m)ツアーです。この下見にK太と行ってきました。
国道46号線の仙岩トンネル岩手県側(570m)に車を置いて、いざスタート!取っ付きから急ですが、ここを登りきれば、後は楽です。
昨日は里のほうでは、じゃんじゃん雨が降ったみたいですが、これぐらいの標高ではパウダーです。
送電線の下を通過し、尾根に取っ付くと、仙岩峠(岩手秋田県境)までは意外と近い。
貝吹岳方面は強風のため霞んでいます。雪庇の張り出しが弱くなっているところを登ると・・・、
出発から2時間弱で、岩手秋田県境の仙岩峠(900m)です。ここは、ちょうど仙岩トンネルの真上にあたります。今年は昨年に比べ雪が多く、県境の碑が埋まっていて確認出来ませんでした。
今では往時を偲ぶものはありませんが、昔はこの峠道が仙北と南部を繋ぐ幹線道路だったわけです。仙北の若者が、雫石のあねっこに、わざわざこの峠を越えて夜這いをかけたというんですから、当時の若者のエナジーを感じずにはいられません。草食男子なんてありえません。
峠は風も強く、記念撮影をしたら早々に退散。
まず最初はダケカンバの疎林。思いの外、良いパウダーです。
しかし、日が差していない時には、微妙な起伏が分かりづらいです。とくに木のそばは注意。
ちょっと重ためですが、なかなかのパウダー。しかし斜面の向きによっては、積雪ちょっと下の方にバリッとした層が隠れていたりします。
適当な間隔の林間です。気持よく滑れます。
ブナ、ミズナラ、トチなどの巨木がたくさんありますよ。
歩行時間に対して、滑り満足度の高い山です。貝吹岳山頂は目指さなくても、仙岩峠まで行けば十分です。
今日はK太にほとんどラッセルしてもらっちゃったな。ありがとう。
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