今日は八幡平山頂から八幡沼をぐるりと回ってみました。
鏡沼は、いまだ雪に覆われています。完全に融けきるまで、まだまだ時間がかかりそうです。
八幡沼はほぼ全面、雪が無くなりました。いよいよ八幡平山頂付近にも夏がやってきます。
とは言え、湿原は色づいてきたばかり。
雪解け間もないこの時期、まず咲き始めるヒナザクラ。
木道が一部リニューアル。刻みを入れて、雨の日でも滑りづらくなるかな?徐々に天気も回復し、青空が池塘に映る。
里のミズバショウはすっかり終わり、芭蕉の葉っぱみたいになってきましたが、山頂付近はまだ雪解け後日も浅く、水際には生きのいい若いミズバショウが咲いていました。
コバイケイソウの群落は、見ようによっては野菜の畑みたいです。一見、美味しそうですが、絶対食べてはいけません。毒です。ウルイと間違えやすいので、要注意です。
この時期、湿原の唯一の彩りと言って過言ではないショウジョウバカマ。ドドマツの林床には、地味にエンレイソウが咲いてました。しかし、よーく近づいて見れば、なかなか出せないこの味わい。
それ以外にも、オオバキスミレ、ハクサンチドリ、ベニバナイチゴなども咲いていました。
5月に低温が続き、春の融雪が進まなかったせいか、昨年に比べると、花も1週間はズレているようです。