すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

ボリビアアンデス  7/13~7/25

2010-07-26 22:51:22 | 南米
ボリビアから帰国しました。
毎回のことですが、南米は遠い。丸1日の飛行機での移動はつらい・・・。脚パンパンです。
そしてボリビアは標高が高い。世界一標高の高い首都ラパス(約3,600m)からのスタートですから、高所に馴れるまでけっこうしんどいんです。

ボリビアアンデスの山、どんな感じかザザッと。

ラパスの背後に聳えるイリマニ(6480m)。日本では山の手に住んでいるのはセレブな方ですが、ラパスでは逆。山の手は低所得者層の居住区。

ボリビアアンデス・レアル山脈北端の高峰イヤンプー(6362m)。

その隣にはアンコーマ(6427m)。

チチカカ湖夜明け前。右端、明るいのはラパスの灯り。チチカカ湖(3810m)は汽船の運行する世界最高所の湖。琵琶湖の12倍。

チチカカ湖越しにボリビアアンデスのレアル山脈を望む。右端の山がレアル山脈最高峰イリマニ(6480m)で、中央がワイナポトシ(6094m)。海無し国・ボリビアですが、海軍基地がチチカカ湖にあります。

ワイナポトシの北には、コンドルが羽を広げたようなコンドリリ(5648m)。立派な山です。

チャカルタヤへ行く途中のワイナポトシ(6094m)。

登頂にチャレンジしたチャカルタヤ(5395m)。中央高いところが山頂。
 
チャカルタヤには世界最高所のスキーロッジ(5180m)がありあます。スキーシーズンは1月から3月で、積雪量は50cmから1mぐらいだそうです。世界最高所のスキーロッジまでは、ラパスからランクルで2時間ぐらい。ロッジから1時間もあれば登頂出来ますが、なんせ標高がねえ・・・。楽じゃない。
  
最近注目度UPのウユ二塩湖(約3700m)。四国の半分の広さです。チチカカ湖(8,653㎢)は琵琶湖の12倍。四国の半分と琵琶湖の12倍、どちらが大きいかと言うと・・・、四国の半分、ウユニ塩湖(12,000㎢)でした。岩手県が15,278㎢、秋田県が11,612㎢。岩手県より小さいが、秋田県よりデカイと言うことなんですね。なるほど。
そして「世界で1番平らな場所」と言うことです。
観光の注目度だけではなく、世界のリチウム埋蔵量の半分がこの下に眠っているゆえ、世界の商社の注目度も間違いなくUP。レアメタルの争奪戦に日本は生き残れるか!?日本からは、住友商事、三菱商事が絡んでいる。
塩湖とは言え、表面はカチンコチン。ランクルで爆走出来ます。

ウユニ塩湖の真ん中に浮かぶ(?)「魚島」。

魚島はカクタス(サボテン)でいっぱいです。1m成長するのに100年とのこと。9mのサボテンは900年!
 
塩湖ですから、製塩業が盛んです。1kgの袋詰めの塩が1ボリビアーノで売ってました。(1ドル≒7ボリビアーノ)

ああ、時差ボケが襲ってきた。いや、これはもはや天然・・・。
コメント (12)
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