(★印は今回話題の歯・「治療」は最終年月)
この画像のように、11年前(2010年1月/当時61歳)には
大臼歯(6&7番すべて)のうち天然歯は虫歯治療済のたった3本だけ
4本が抜歯されてインプラントになり、その際噛み合う相手が
ないとされた1本は抜歯されたままになりました。
ちなみに詰めものまたは被せものがしてある歯は
すべて虫歯の治療痕です。
その後、脱落して放置及びそれによる噛み合わせ相手不在により
さらに2本を失って現在、25本(インプラント3本+天然歯22本)が
食事を支える重要な任務に携わっているのです。
なおよく"噛み合う相手がない"となってしまう大元の理由は
子供の頃の「受け口矯正」による歯並びの悪さのようです。
そしてここまで大臼歯を減らしてしまった原因は虫歯だったのか
はたまた歯周病だったのか。。。
正直なところは、歯周病という言葉が身近になったのは
U歯科医院からK歯科クリニックに替えた50代後半からのことで
それまでずっと歯の病は虫歯しかないという今にして思うと
何ともお恥ずかしい認識しかなかったと言っても
決して過言ではありません。
天然歯は再生できないのですから現状を出来るだけ長く
もたせるしか方法はなく、特に残り2本の大臼歯については
かなり手間暇とお金を掛けて維持管理する必要があるということです。
もちろんインプラント3本とて同程度のメンテナンスが必要です。
今回の左上6番は外科的治療+再生療法という歯周病治療に続いて
元々の虫歯が原因となった神経を抜く歯根治療という
ダメなら抜歯しかないギリギリの抵抗が続いていて
いよいよ次回自費による被せものが装着されることになります。