周りを多くの国々に囲まれ、それも異教徒・異民族と接していて
過去に何度も侵略された歴史を持つ中国が、どれほどの緊迫感を持って
領土問題を捉えるかを日本人が想像することはとてもできないことなのでしょう。
尖閣問題のデモに参加する一般民衆からは、「開戦」などという
平和ボケした私などには聞いてビックリするような言葉も飛び出すのですから。
確かに、動物の縄張り争いと同じだとすれば、とりあえず後世に期待して棚上げしたところで
領土問題の根本的解決は“勝ち負け”によるしかないことは
過去の何度もの戦争の歴史が雄弁に物語っているところです。
私の認識不足は否めないにしても
石原都知事から突然飛び出した感のする魚釣島買上げの話が
「一触即発」などの言葉がマスコミに登場する事態に発展するとは思ってもいませんでした。
かように世界は、常に微妙なバランスの上に成り立っているのですね。
また、自分のガキの頃と少しも変わっていない孫の男の子達の習性を見て思うことですが
左の6歳のR君は遊びに来て「ジージと戦う!」とよく掴みかかって来ますし
右のT君は2歳にしてすでに、ペットボトルを警官隊に投げ付けるデモ隊の中国人のように
玄関先に敷いてある小石を拾っては盛んに目標物を決めて飽きることなく投げ続けているのですから
オスは生まれつき、「戦い」を好む生き物なんですねぇ