奥歯の4本をインプラントにせざるを得なくなった理由の1つが
“歯ぎしり”だったことは歯医者のK先生にお聞きしているのですが
一昨年に作ったマウスピース(ナイトガードとも呼ぶらしい)を
修復不能なくらいに粉々に破壊してしまい
2個目を作っていただきました。
夜の歯ぎしりは、歯を擦り合わせる歯ぎしりと
食いしばりが中心の「睡眠障害の一種」で
浅い眠りの時(レム期)に起こると言います。
目がさめているときはこの音を出すことはできませんが
、睡眠中は大脳皮質が抑制されて噛む力をコントロールできないので
大変強い力で顎の筋肉を動かし歯を擦るらしいのです。
おかげさまでこれを使用するようになってから
不思議と熟睡できるようになってその効果に驚いていると同時に
擦り減ったことによる強度不足で破壊するほど
夜中に「キリキリ、ギーギー」やっていることが証明されたようで
なんか気恥ずかしさを感じてしまいます。
それでも世間には
このマウスピースを愛用なさっている方が結構多いらしく
歯ぎしりの有力な原因説は「ストレス解消のため」らしいので
様々なストレスに囲まれて生活している人が多いことの
ひとつの表れなのでしょうか。
私が子供の頃にはマウスピースなんてものは
ボクサーが口に入れる以外に見たことはありませんでしたが
1個5千円ほどで簡単に作れるようになったのは
素材である“軟らかいプラスチック”が
開発されたからかもしれません。
噛み心地はクルマのバンパーに近い気がします。