今年1月まで板金塗装工場として借りていたウラの敷地は
未だに借り手がなく空き地、空き家になっていて
片隅の植え込みには 、ラベンダー、ペパーミントなど
女房が季節の花を咲かせていたのですが
無人で半年も経つとこの通りの雑草が生い茂って
今ではぺぺの格好の遊び場になっています。
地主さんは草むしりに来るでもないから伸び放題になっていて
1日1度はここに行きたいと「ピーピー」「クーンークーン」と催促しますので
靴を履かせてあげると一目散に後ろ足をズリながらイザっていくのです。
次の借り手が決まるまで月極で5台貸りたい申し出を断られたから
しょっちゅう無断で止めていたのを見つかって
私の高校時代の先輩で
「ウルサイ地主だから内緒で停めちゃいな」と
嬉しいことを言ってくれた仲介の不動産屋を通じて苦情が来てからは
“できるだけ”止めないようにしているのですが
12年間で5000万円()近くの地代を払った、言うなればお得意様だったのに
この程度のことをゴチャゴチャおっしゃるから
興味があってこの地所を見においでになった数人の方には
永いお付き合いで実際そう感じてはいましたが
「細かで口やかましい地主さんですよ」とお伝えしていますので
それが原因で、もしかしたら借り手が付かないのかもしれません
借りようとする方が「隣は何をする人ぞ」と様子を聞きに来ることを
まさか知らないことはないと思うのですが…。
反対隣は、世間では不気味がられている宗教法人で
あと隣接しているのは当店だけですので
こうして敵に回すよりも味方につけて
もっと私を利用すればいいのに、と
他人事ながら「ヘタだなあ」と思ってしまいます…
もっとも少しもに困っていないのならば
どうでもよいことでしょうけれど。
おかげさまでぺぺにとっては
ほんののヒタイ程度の草むらであっても
除草剤の心配のない好物の草も生えていて
この上ないお気に入りの場所になっているのです。