小さくても上質な車に乗りたいと思っていました。
装備、見た目の豪華さではなく、その車の本質的なところがしっかりしたもの。
どこか真似ではなく、オリジナルなもの。
日本のリッターカーはその分野で世界をリードするすごい存在ではあるけれど、小さな車＝コストダウン、という当然の制約がある。
装備などが充実しているものが上質という価値観とは違う、そういったところから外れたものを探していて、唯一欲しいと思っていたのがフォルクスワーゲンポロでした。
私はもちろん専門家ではなく、車に特別詳しいわけではないけれど、自動車評論家の意見に左右されず、自分の価値観で車を選びたいと思うむこうみずなところがあって、いろんな車を見ても自分の車選びが揺らぐことはありませんでした。
その気持ちは車に乗り出した２ヶ月弱でも全く変わらず、ドイツ製の変哲もない車を楽しんでいます。
最初不審に思った足元でカラカラなるＤＳＧの動作音にも慣れました。
２ペダルのミッション車ということになるＤＳＧは、オートマチックの車よりも変速お切り換わりが早く、マニュアルモードで運転するとミッション車のように運転できます。
気分が盛り上がったり、ワクワクしたりという演出が皆無なポロのコックピットですが、そういうものがない分、長く使うための飽きにくさに繋がると思っています。
例えばポロをどこかの駐車場に停めて遠くから見た時、まとまっていて良い車だと思う。
まあ、無条件にこの車が好きで乗ること、見ることを楽しんでいる。
乗る人をバカにさせてくれる可愛い存在であることには間違いないようです。
現行ポロは、誰でも絶賛なので言うことなしではないでしょうか。上級車を小さくしただけの小型車。しかも、装備を考えるとビッツとあまり値段は変わらない。これは、日本車にとって脅威です。
くそ真面目で、面白みにかけるけど、長ーく、しかも、こき使える道具です。
２つのクラッチを電子制御しているので、それぞれのカウンターシャフトが競合しているかもしれません。
サーキットのピットでノートパソコンを開いて調整しているように、ＥＣＵ（エンジン・コントロール・ユニット）をセットしなおせば解決するかも。
保障期間は有効に使いましょう。
うちのＲＸ-８はクラッチを切るとコロコロ音がします。１本しかないカウンターシャフトのベアリングがヘタってきたのだろうと云われています。６年目に入るとあちこち傷んできます。１１月に３４歳になるアルフェッタの方は元気そのものです。
ありがとうございます。
実はもう診てもらいました。本当は気になって仕方なかったので。
長ーくこき使える道具だと思うのですが、この複雑なDSGという機構。そのうちつぶれないだろうかと、内心心配しています。