6月になって、私も衣替えをしました。
長袖のシャツやジャケットを仕舞って、半袖のシャツをハンガーに掛けて・・・。
自分がやったように言うけれど、こういうことは妻がやってくれる。
私は「明日から半袖にしようかな」とつぶやくだけ。
半袖のシャツは決まっていて、ブルックスブラザーズのボタンダウンのブルーと決まっています。
もっと暑くなるとポロシャツになったりします。
あまりだらしなくならないし、生地もしっかりしています。インクが飛んでもブルーだから目立ちにくい。
季節が変わると何もかも変わるなあと最近実感するようになりました。
それまでしっかりした革靴が絶対にいい。そうでないとテンションが上がらないとまで思っていたのに、暑くなりだすと革靴は履いていられなくなって、ビルケンシュトックのような涼しい靴が履きたくなります。
それに伴って鞄も軽い感じのものに変わっていきます。
万年筆にも季節感があってもいいのではないかと、お茶の先生が仕掛けた設えを見て思いました。
お茶の先生はたくさんのお道具を持っているけれど、季節に応じてそれらを使い分けている。
季節だけでなく、月限定のものもあります。
そういうお茶の世界の決まりと言ってしまえばそれまでですが、そうすることによって季節の移ろいを楽しむことができるし、道具をより楽しくまんべんなく使うことができる。
万年筆を季節によって使い分けてみようと自分で決めたことが、シルバーや金具が銀色の万年筆は夏(6~9月)の道具。木軸やゴールドのものは冬(10~5月)の道具。黒ボディに金色の金具は通年使えるようにする。
木と金の万年筆はインクを抜いて洗浄しました。
これでインクの色も季節に合わせて変えたら完璧です。
ペリカンのロイヤルブルーやもっと明るめのターコイズや、色彩雫の紺碧のような色も夏の色だと思います。
四季をイメージした色当店オリジナルインクの夏の色は朔(https://www.p-n-m.net/contents/products/OG0042.html)で、落ち着いた大人の夏色のインクとしてお使いいただけます。
夏に紺碧は、本当に涼しく、自分の一番好きな「季節にあったインク」の組み合わせです。
銀軸だと、パイロットのシルバーンも気になりますが...。
インク量が減り、より繊細な表現ができるようになったので、特にスケッチがしやすくなりました。
朔の色味は心地良く、とても気に入ってしまいました。
今日はありがとうございました。
ありがとうございます。紺碧は最も夏らしい色のひとつだと私も思っていました。そういったご自分の王道パターンがあるのは素敵ですね。
ぴこりん様
ありがとうございます。春夏用万年筆というとやはり銀軸は外せませんね。
シルバーン、使ってみるとその良さは予想以上ですよ。私も皆様にお勧めしています。
黒崎様
ありがとうございます。私も夏の夜の色、朔を気に入って使っています。インクの流れも良く書き味が良くなるインクでもあります。
調整もお申し付けいただいて、ありがとうございました。