1月4日の年末年始休業最終日に、駒村氏が馴染みの先斗町のお店で、永田さん、森脇さんを交えて新年会をしました。
鴨川のすぐ近くの、夏は川床と呼ばれるところでしたが、もちろん冬なので屋内から鴨川や四条大橋を行き交う人を見ていましたが、川床にも出ることができて、外の空気を吸ったりすることができます。
先斗町も閉店するところが出てきて、代わりに外食チェーンが先斗町の景観を壊さないようにさりげなく入っていたりします。
不景気や後継者の問題など個人のお店は継続していくのがなかなか難しいのだと思います。
でも先斗町の独特な世界を少し感じることができて、とても良い経験をさせてもらったと、駒村氏に感謝しています。
世界と言えば、新年会に先立って訪れた烏丸のサンタマリア・ノヴェラ薬局はとても小さなお店ですが、世界観を訪れるお客様に見せてくれて、とても好きなお店です。
大晦日にも家族で訪れていて、すでにこの薬局の香水を使っている妻が新たに購入したりしていましたので、このお休み中2度目の訪問です。
文字だけの品書きの中から、自分好みのものを探すのはとても難しいですが、自分の好みの香りをお店の方に伝えるといくつかに絞られて、試しに香りを嗅がせてくれます。(鼻がバカになるので5つまでが限界だそうです。鼻をリセットするためにコーヒー豆もありました)
そうやってお店の人と話しながら香水を選ぶのはとても楽しく、妻の香水を選ぶときも、駒村氏の香りを決めた今回もとても楽しかった。
駒村氏にピッタリな男の色気が感じられる、トスカーナ地方でのみで栽培されるシガーの葉をベースにしたトバッコ・トスカーノに決まりました。
松本さんにフィレンツェで連れて行っていただいたサンタマリア修道院のお店は他にはない独特の世界観を持っていて、忘れられないお店のひとつになりました。
それを縮小したような京都のお店。お店の人とやり取りしながら物を選ぶ楽しさ。
こんな楽しさがあって、忘れることのできない世界観を持っている。そんな店になりたいと思いました。