自分が好きな国やライフスタイルをイメージして、それを服装のテーマとしている人は多いと思いますし、誰か特定の人を参考にするよりも、服以外にも広がっていったり、自分なりの解釈があったりして楽しめる要素が多いかもしれません。
私の場合服装については店がオープンした時からさ迷ってきましたが、店のあり方、日常生活などからイギリスのカントリーライフをイメージしたいと思い始めました。
その言葉のイメージから、物は少ないけれど、ひとつひとつのものを大切に使っている地味だけど、心安らかな静かな生活が連想されますので、そういったところにも惹かれます。
それ以来イギリスカントリーというのは、服装や持ち物のキーワードとなっています。
最も手軽に持てるホワイトハウスコックス、もっと増やしていきたいトリッカーズなどのイギリス靴、厚手の生地が気に入っているグローバオールのコートなど。
なるべくイギリス製がいいけれど、イギリス製でないものでもイメージに合うようなものを選んで合わせたいと思っています。
愛車ポロは、最近のポップなデザインのミニクーパーよりもイギリスの田舎道を走っていそうだし、ル・ボナーの鞄にもイギリスカントリーを見出しています。
ブルックブラザーズは最もアメリカらしい総合ブランドだけど、イギリスのものも多くあって、多くを取り入れることができると思っています。
こうやって自分の身の回りのもの、身につけるもののイメージを自分なりに統一感を出して遊んでいるようなところがあって、これは本当に自己満足でしかない。
イギリスにはまだ行ったことがなく、もしかしたらイギリスのカントリーライフは幻想なのかもしれないけれど、その言葉には日々の生活を淡々と過ごしていくたくましさ、粘り強さ、流行のものになびかない洗練を感じられます。
万年筆自体そういったイメージに非常に合うような気がしていますが、一番好きなのは、ドイツ製とイタリア製で、それらの中にカントリーライフを見出してやはり合わせています。
(いつでもお越し下さい。お待ちしております)
ありがとうございます。ロンドンには旅でも行ってみたいし、仕事でも行くようになりたいと、実は思っています。
自分のスタイルに影響を与えてくれる街。素敵だと思います。