元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

クローズド・ノート

2006-02-16 | 万年筆
あるお客様から「万年筆が小道具としてたくさん出てくる小説があるから読んでみたら。おもしろいよ。」と教えていただいたのが、雫井脩介さんの「クローズド・ノート」という小説です。
出てくるペンは、ドルチェビータ、ミニオプティマ、エクリドール、スーベレーン、筆DEまんねんなどスタンダードからマニアックなものまで。
作者はなかなか万年筆にこだわりを持っていて、かなり好きなのだと伝わってきました、この小説を読んだ人はそのストーリーに感動するとともに、万年筆を使ってみたいと強く思うのではないかと思います。
ペンから離れた所にいて、私の気持ちもペンから離れそうになりますが、何人かの人の意識、無意識の励ましで、最近また気持ちが強くペンに向かっています。
私のことを私以上に高く評価して下さって、大切に思ってくれている人たちに心から感謝しています。