元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

年賀状展の解説

2011-01-25 | 仕事について

毎月第3金曜日に開催しております、FridayWorkshop“万年筆で描こう″の講師をして下さっている神谷利男先生のブログで年賀状展に出品してくださいました皆様の作品を解説して下さっています。http://blogs.yahoo.co.jp/kamitanidesign/10757157.html
ぜひご覧下さい。

神谷利男先生は毎日ご自身で描かれた絵を載せたブログを更新されていて、その次々と溢れ出てくるバイタリティとイマジネーションには感服しています。
私も、神谷先生を見習って少しでも多くブログを更新していかなければと、神谷先生のブログをみながらいつも思っています。

ペリカン60
私の持っている万年筆にペリカン60というかなり古い万年筆があります。
最近の万年筆とは違い、細目でペン先も小さく侘しい印象の万年筆ですが、金張りが施されてなるべく豪華に見せようとしているところが、とてもいじらしく思います。
これは昨年6月のヨーロッパ旅行の時に、ベルリンの蚤の市で見つけたもので一目で気に入りました。
ベタベタのインク詰まりとペン先の状態は、微妙な感じかな?と思っていましたが、書いてみると前の持ち主(herbolと名入れあり)のやや右倒しの書き癖で書いてみるとなかなか書きやすく、書き味も気に入っています。
60年代に作られたものということですが、いまだに何の問題もなく使うことができるのが万年筆の素晴らしいところだと思いました。
インクがなくなった時のブルーのインク窓がとても美しいペンです。