元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

戦争はまだ身近に残っている

2006-01-31 | 万年筆
原爆被爆2世の健康診断に行ってきました。
日程、曜日が指定されていて、受診できる病院が限られていたにも関わらず、来ていたのは私ともう1人年配の女性だけでした。
あらかじめ郵送されて来た証明書を見せて、受診票に記入しました。
住所、名前、電話番号などの他に、被爆地が広島か長崎かを記入するようになっていて、原爆が実際の姿として、とてもリアルに感じられました。
私は子供の頃から、戦争や原爆をとても身近に起こったこととして育ってきました。
私が生まれるたった23年前まで続いていた、多くの人を不幸にしてしまった、大きな過ちはまだこれから数十年以上も、リアルに様々な形でちらつき続けるのだと思いました。