朝鮮学校オモニ会京都府連絡会全体役員会/
「ぶれてはいけないと強く感じた」
4.24記念演劇「春の先駆者」の再演
2018学年度「朝鮮学校オモニ会京都府連絡会全体役員会」が5月12日、京都中高で行われた。これに役員、関係者40人が参加した。
1部では、総聯京都府本部の趙明浩教育部長のあいさつに続いて、女性同盟本部の鄭英姫子育て支援部長からオモニ会活動についての説明があった。
そして、留学同京都の成尚旗副委員長が「わたしと朝鮮学校」と題する講演を行った。
今年2月に上演された4.24教育闘争70周年記念演劇「春の先駆者」の脚本を手掛けた講師は、「民族を学ぶこと」「朝鮮学校の大切さ」について語った。
2部では、4.24教育闘争70周年記念演劇 「春の先駆者」が同校講堂で再演された。全校生徒と教職員、女性同盟員や学父母、日本の市民ら約280人が観覧した。
これは、本公演を見てぜひ生徒たちにも見せてあげたいというオモニ会役員たちの強い思いに留学同京都が応えたものだ。
3部では、この日の感想や、激動する朝鮮半島情勢などについての班別討論が行われた。
最後に連絡会の朴錦淑会長が結びのあいさつを行った。
演劇を見たある参加者は、「民族にこだわることは狭い世界に閉じこもるという意味ではない。自分の生きる軸は何なのか。しっかり考えてみようと思った。いろんな悩みや迷いを持ちながらウリハッキョに通わせているが、母親が決してぶれてはいけないと改めて強く感じた」「みんな同じように北南首脳会談を見て喜び感動し、統一を願っていることを共感できたことがとても良かった」と述べた。
また、ある役員は「留学同の学生たちの素朴で正直な言葉(セリフ)、気持ちに触れ心打たれた。教育がいかに大切か、子どもたちをしっかり育てていかなくてはと深く考えさせられた」と感想を話した。
【女性同盟京都】