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フィナーレには参加者が一斉に「統一列車」をつくって会場を練り歩き、大いに盛り上がった。 

2016-10-16 | 朝鮮はもともと一つの...

“北・南・海外の青年学生統一大会合の実現を”

東京で10.4宣言9周年記念青年学生統一文化公演

10.4宣言発表9周年記念在日同胞青年学生統一文化公演「統一の世は、歌につれ」(主催=6.15共同宣言実践日本地域委員会青年学生協議会)が10日、東京・千代田区の日本教育会館で行われた。6.15共同宣言実践日本地域委員会議長である在日韓国民主統一連合(韓統連)・孫亨根議長、副議長である総聯中央・徐忠彦国際統一局長、在日朝鮮人平和統一協会(平統協)・李東済会長、共同実行委員長である朝青中央・金勇柱委員長、在日韓国青年同盟(韓青)中央・金承民委員長、中央青商会・李泰一幹事長、留学同中央・金賢一委員長、在日朝鮮学生委員会・宋明男委員長、在日韓国人学生協議会(学生協)・康帝洙会長をはじめとする各団体の青年学生、活動家、関東地方の同胞など800余人が参加した。

文化公演出演者たち

文化公演出演者たち

朝青、韓青、留学同、学生協、在日朝鮮学生委員会、青商会の6団体からなる6.15青年学生協議会(2014年10月結成)は今年、「自主統一の新しい時代を開く在日同胞青年学生の集い」(4月)、「同胞青年の小さな音楽会」(6月)、「6.15連続講座」(6~10月、計5回)をはじめ、祖国統一について考え、実践につなげるためのさまざまな活動を行ってきた。

公演には、朝青、韓青、留学同のメンバーや金剛山歌劇団団員、東京朝高の生徒などが出演。歌と踊り、民族打楽器演奏やテコンドー演舞など多様なプログラムを通して、統一運動における青年たちの足跡をたどるとともに、「第2の6.15統一時代」を開いていく決意をあらわした。

フィナーレには参加者が一斉に「統一列車」をつくって会場を練り歩き、大いに盛り上がった。 

この日、北と南の青年学生たちに送る6.15青年学生協議会のアピールが発表された。アピールは、北・南・海外の青年団体、青年学生が参加する青年学生統一大会合をいち早く実現させることについて強調した。

朝青、韓青の重唱

朝青、韓青の重唱

朝青西東京中部支部の愼相佑さん(23)は、「全ての演目がよかった。特に、出演者と観客が一緒に統一列車をつくって盛り上がったところがよかった。公演を通して、朝青や留学同以外にも韓青といった同胞青年団体が活動していることを知って、視野が広がった」と話した。

韓青のダンスに出演した白洙愛さん(亜細亜大学4年)は舞台に立ちながら「統一を願う青年たちの一体感」を感じたと話す。

「これまであまり朝青や留学同と交流を持つ機会がなかったけれど、今回の行事を通して同胞青年たちが同じ目標を目指しているのだと気づき力が沸いた。今後もこのような場に積極的に参加して同胞青年たちとつながりを深めると同時に、統一問題についてもっと深く勉強して多くの人々に発信していきたい」(白さん)

留学同東海の国際統一部長である金洋武さん(名城大学4年)は「水準の高い演目を通じて、統一を願う各青年団体メンバーの気持ちを肌で感じ、文化公演が与える影響力は大きいと思った」とし、「今日の公演のように、青年たちの統一を願う気持ちを奮い立たせる活動一つひとつが積み重なり、大きな大衆運動につながっていくと思う。だから、まずは自分が祖国分断の原因、構造、現状を具体的に学び、それを周りの同盟員たちに伝える取り組みを積極的に行っていきたい」と語った。

出演者に拍手を送る観覧者たち

出演者に拍手を送る観覧者たち

朝青埼玉東部支部の沈永俊さん(20)は、「これまで祖国の統一は、あくまで『教科書で習ったこと』であり、リアリティを伴うものではなかった。でも今日の公演を観て、統一が自分にとっても身近なものなんだというふうに感じた」と話した。

沈さんは、「若い世代が分断70年の歴史をこれ以上ズルズルと引きずってはいけない」としながら、統一運動において、団体を問わず在日同胞青年同士で連帯していくことが重要であるとも語った。

(取材班)



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