日朝協会「京都府連合会」です。韓国・朝鮮との友好を進める、日本人の団体です。1カ月¥500 841-4316福谷気付

 世界の出来事から日本・韓国・朝鮮の未来を見る。
 皆さんの声を生かして活動を進めます。

もう、北京オリンピック!!

2006-09-19 | 気になるマスコミの記事
ちゅ
歪められる朝鮮古代史  白頭山で聖火採火
 

領有権狙う中国の思惑  独立運動地「チベット」でも


 最近中国政府の国策研究機関、社会科学院は古代朝鮮国家を中国の地方政権と見なす論文を次々と発表した。6日には2007年に中国・吉林省で開かれる第6回冬季アジア大会の聖火の採火式が白頭山(中国名=長白山)で行われた。白頭山は韓国人から「民族の霊山」と呼ばれている。このような中国の動きは、南北統一の際に北朝鮮地域の領有権を主張するための中国の戦略的野心が裏にあると見られている。これを受け、韓国ではかつてないほど反中国世論が沸騰している。
(ソウル支社・李民晧)

 
中国は来年1月に開かれる冬季アジア大会の聖火を白頭山で採火した(写真=聯合)
 

 今月上旬、中国国務院傘下の研究機関、「社会科学院辺彊史地研究中心」は、朝鮮の古代国家に関する18の論文をホームページ上で公開した。
 論文の主な主張は、箕子朝鮮、衛氏朝鮮、高句麗、扶余、渤海の五つの王朝は古代中国王朝の地方政権だというものだ。朝鮮半島の北方に存在した古代国家は全て中国史の一部だと言うのだ。
 論文の中には、
 「漢江流域も一時は中国領土だった」
 「渤海は唐王朝が直接監督した郡にすぎなかった」
 「(7世紀の新羅・唐連合軍の高句麗攻撃は)唐王朝の高句麗征伐であり統一戦争だった」
 という新しい主張が含まれている。これらの論文は、中国政府が2002年2月からの5カ年計画で推進している「東北工程(プロジェクト)」の一環として発表された。
 東北工程は、中国東北部(朝鮮半島以北を含む)の古代史は中国史に含まれるという認識から出発している。韓国人としては衝撃的であり、とうてい受け入れ難い内容だ。高句麗、渤海などは朝鮮民族が建国した独立国家だと信じて疑わずにきたからだ。
 論文が公開された直後の6日、中国国家体育委員会は白頭山の天池(山頂のカルデラ湖)で来年1月に吉林省・長春で開かれる冬季アジア大会の聖火を採火した。40億のアジア人が注目する国際大会の採火地として、朝鮮半島との国境にある白頭山を選択したのだ。
 中国は90年の北京アジア大会の前年に、分離独立運動がおこったチベットで聖火を採火した。白頭山でのそれは決して偶然ではなく、中国政府の戦略的意図があると見られている。
特集欄に詳細)

 

中・朝間にもいろいろあるのですね。考えましょう。