日朝協会「京都府連合会」です。韓国・朝鮮との友好を進める、日本人の団体です。1カ月¥500 841-4316福谷気付

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 皆さんの声を生かして活動を進めます。

遺骨は、歴史を物語る

2006-09-26 | 「協会」の公式見解・談話

 9月25日(月)以下の申し入れを行いました。

 

京都府知事                            京都市長
  山田 啓二 様           桝本 頼兼 様

  朝鮮半島出身徴用者の遺骨調査と返還等の状況について

 日朝協会は,第2次大戦中の朝鮮人徴用者の真相究明と死者の追悼行事や遺骨の早期返還を,日本政府と関係企業に要求してきました。
 8月10日には内閣府で政府担当者と懇談し,この課題を積極的に推進するよう申し入れを行いました。政府側からは,調査の現状と到達点などの概要説明がありました。そのなかで,各都道府県と政令市に政府から調査依頼が出されていることが明らかになりました。
 そこで,京都府におけるこの課題に対する取組状況について,以下の通り質問します。なお,公開できる文書等を提出していただきたい。

質問事項
1 調査について
(1)調査の体制と調査開始日
(2)調査依頼(要請)先と受入状況
(3)府民への啓蒙宣伝と周知徹底の推進状況
2 調査の現状と到達点
(1)当時の記録(文書類)の保存状況(府)
(2)同(市町村)
(3)同(企業等)
(4)遺骨の確認状況(確認先)
3 今後の見通し
(1)対象者と対象者数
(2)韓国政府との関係で現状はどのようになっているのか。また,平壌宣言の精神から北朝鮮出身者の処遇をどのように考えているのか。
(3)返還方法,慰霊法要等の有無
(4)調査活動の期間
(5)現在の作業について,担当部門としてどのように評価しているか。


                                 2006年9月25日 
                                日朝協会京都府連合会
                                代表理事  大橋 満

 

 京都府は、市町村に連絡をとり、調査したがどこの自治体も掌握しているところがなかったと、国に報告を提出しています。

 京都市は、実情がわかる人がその部屋におらず、後日会える日を連絡すると言うことになりました。