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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第43話「帰ってきた男」

2018-12-09 10:14:41 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第43話「帰ってきた男」

 ルパンレンジャーはトカゲイルのコレクションを奪おうとするも、コレクションは既に何者かに奪われた後だった。パトレンジャーの介入によりトカゲイルには逃げられるが、そこへフランス本部に異動になったはずの東雲悟が、特別任務で帰国してきた。

 かつて3人一組で行動していた圭一郎は再会を懐かしむが、悟から「日本支部からギャングラーに情報が漏れている」との情報に加え、ノエルがギャングラーと取引しているという黒い噂がもたらされる。そして再び現れたトカゲイルはノエルから新しいコレクションをもらったといい・・・


感想
 冒頭で取っ組み合うルパンレンジャーとパトレンジャーを見ていて、前回を経ても味方ではないあたり、VS戦隊なんだなぁって改めて思った第43話。

 さて今回は咲也の前任者である悟が登場。圭一郎、つかさとも親しい人物ということでしたが、甘いものが苦手なはずなのに平然とチョコを食べていたことや、明らかにはめられたっぽいノエル、問答無用でノエルを打つ悟など、所々怪しすぎますね・・・多分正体はギャングラーなのではないかと。悟の化けの皮を被って国際警察に近づき、快盗と警察両方に通じているノエルを罠に陥らせて戦線離脱させようとするのが目的な気がします。

 今回だけだと「トカゲイルの元のコレクションを奪ったのは誰なのか」「透真がトカゲイルの化けの皮に見覚えがあったのは何故か」というのが明らかになっていません。前者は悟に化けたギャングラーが別の化けの皮を使った可能性が考えられますが、後者は・・・?

 そして「ゲリ・ル・モンド」を使ったことにより、ゴーシュが見抜いたノエルの真実。それは「人間とは別の血が流れている」こと。つまり「ノエルは人間ではない」ことが明らかになりました。しかもグッドストライカーはそのことを知っていました。ここで顔なじみが生きてくるのが良いですね。
 人間ではないとのことですが、となるとノエルはルパン家の人間とギャングラーとのハーフであり、更にノエルが失ったものも両親なのではないかと推測してみます。
 仮に親がルパン家の人間とギャングラーだとすれば、支配するはずの人間側についたギャングラーを裏切り者として始末されていてもおかしくありませんし、そんなギャングラーへの復讐と、親が保管していたコレクションを奪い返すために戦うという戦いの動機付けにもなりますし。

 ノエルが「ゲリ・ル・モンド」を恐れていたのは、人間ではないことを見抜かれてしまうから。それを知ってしまうと、警察も快盗も「ノエルがギャングラーに通じているのではないか」と疑いを持ってしまい、協力してくれなくなってしまうと判断したからこそ、この事実を黙っていたのではないかと。で、次回はその事実を知って尚、これまでのノエルを見てきた警察と快盗はノエルを信じ、彼に加勢することを決めるという流れになるのかなーって。


 真相はまだ明らかになっていませんが、その傍らでサクッと倒されたトカゲイル。いいように利用されたギャングラーでしたね・・・巨大化したトカゲイルとの戦いにおいては、ゴーシュの言葉に動揺しっぱなしの3人による換装祭りからのフィニッシュでしたし、ややオーバーキルだったかと(汗。


 果たしてノエルは敵か味方か。次回が楽しみです。

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