「デジモンアドベンチャーtri. 第4章『喪失』」を見ました。
再びデジタルワールドに降り立った太一たちは、記憶を無くしたパートナーデジモンたちと再び交流を深めていく。しかしただ一組、空とピョコモンだけは上手くいっておらず、加えて芽心を探して現われたメイクーモンは何故か記憶を保ったままだった。
そんな折、突如としてかつてのダークマスターズの一角・ムゲンドラモンが出現。太一とヤマトはアグモンとガブモンを進化させようとするもデジヴァイスが反応しない。間一髪歪みに飲み込まれたおかげで事なきを得たが、子供たちとデジモンたちはデジタルワールドの各地に散らばってしまう。
空はメイクーモンを追ってきた芽心と再会。芽心はもうメイクーモンから逃げないと決心するが、そんな時にまたしてもムゲンドラモンが出現し、更にはデジモンカイザー、ゲンナイと姿を変える謎の男も現われ、空からデジヴァイスを奪おうとする。
危機に陥った空を救ったのは、身を挺して仲間を助けようとした空に影響されたピヨモンだった。再び歪みを通って子供たちが集結する中、謎の男は次なる刺客として同じくダークマスターズのメタルシードラモンを使役する。
絶体絶命の窮地に陥った子供たちだが、デジモンたちとの間に残っていた絆が鍵となり、究極体への進化に成功。ウォーグレイモン、メタルガルルモン、ヘラクルカブテリモンに続き、ピヨモンはホウオウモンへ、パタモンはセラフィモンへと究極進化を果たし、敵を退ける。
だが謎の男の狙いはメイクーモンにあった。芽心を傷つけることでメイクーモンの心は動揺、再びメイクラックモン・ヴィシャスモードへと進化してしまう!
パートナーデジモンであったバクモンとの再会を望む姫川、ホメオスタシスの遣いとして西島の前に姿を現したハックモン。そしてデジモンと人間の交流を望まぬ謎の男の目的とは・・・
感想
視聴中の出来事。「あー、このデジモンの名前なんだっけ。えーと、ケンキモンじゃなくて・・・ケンキモンじゃなくて・・・ローダーレオモン!一応デジモン図鑑で検索っと・・・」でした(汗。アルファモンやジエスモンが出ている時点で今更な気もしますが、デジモンアドベンチャーの世界観でテイマーズ以降のデジモンを見られるというのは新鮮な気持ちになります。
さて第4章は、姫川と西島の回想から入りました。どうやら2人とも太一たちより前の「選ばれし子供たち」であったようです。これについてはデジモンアドベンチャー第53話でも存在が語られていますが、まさか拾ってくるとは思いませんでした。当時の5体のデジモンの中に、バクモンらしきデジモンがいないことは気にしない方向で(汗。
ダークマスターズであるピエモン、ピノッキモン、ムゲンドラモン、メタルシードラモンの襲撃に対し、完全体のオロチモン、トリケラモン、ローダーレオモン、ヒポグリフォモン、メガドラモンで立ち向かったようですが、敵うはずもなく。そこで姫川が「安定を望む者」に憑依され、姫川のパートナーであるメガドラモン以外のデジモンが四聖獣に進化。明確な進化描写があったのはオロチモン⇒シェンウーモンだけですが、恐らく他の3体はトリケラモン⇒チンロンモン(竜繋がり)、ローダーレオモン⇒バイフーモン(獣繋がり)、ヒポグリフォモン⇒スーツェーモン(鳥繋がり)にそれぞれ進化したと思われます。トリケラモンがチンロンモンに進化したとすれば、02でのパイルドラモンVSトリケラモン戦で、パイルドラモンがチンロンモンの力を受けてインペリアルドラモンに進化、トリケラモンを撃破した・・・というのは何とも奇妙な縁がありますね。
そんな中「選ばれなかった」のが姫川のパートナーであるメガドラモン。四聖獣のエネルギーを一身に受けて特攻、ダークマスターズを退けたわけですが、どうやらデジタマにも還らず消えてしまった模様。姫川はそのことにショックを受け、リブートの研究をしていたようで。更に、言ってしまえば「ホメオスタシスが選ばなかった」とも捉えられますから、同じく人間に協力を求めたホメオスタシスを良く思わない謎の男とも利害が一致。協力したのも頷けます。
が、そうまでして得たものは、メガドラモンの成長期であろうバクモンからの拒絶でした。今回は空もピヨモンから拒絶されてしまいますが、無理に歩み寄ろうとせず、結果としてその行動によって再び絆を取り戻した空&ピヨモンとは異なり、姫川は「パートナー」ということにこだわりすぎるがあまり、バクモンに詰め寄っていました。気落ちした空を見ていると「また闇に捕らわれそうだなぁ・・・と」不安になりましたが、切羽詰った姫川を見ていると「暗黒進化させそうだなぁ・・・」と感じました(汗。
ただ、気になるのは姫川のパートナー・バクモン(メガドラモン)が「本当に選ばれなかったのか」という点です。四聖獣の他に、その中心に座する黄龍・ファンロンモンがいるはずです。それはデジモンアドベンチャーのブルーレイBOXでも触れられていました。メガドラモンは消滅・犠牲になったのではなく、ファンロンモンとして世界を安定させるために姿を消したのではないかと。
ともあれ、姫川の過去を知っていた謎の男は、姫川の感情を利用してリブートを実行させ、人間界で消えた仲間たちを復活させようとしたのではないでしょうか。
となると、謎の男が何者なのか気になります。どうやらイグドラシルとも通じ合っているようで。セイバーズ、ゼヴォリューションに引き続き、毎度毎度イグドラシルはろくなことをしないイメージしかないです(汗。イグドラシルなりにデジタルワールドの存続を考えてのことなんでしょうけどもね・・・
今回、謎の男は「向こう(人間世界)で消えたデジモン」を「あいつ」と呼んでいました。となると、その人間世界で消えたデジモンは、謎の男にとってはそこそこ距離の近い相手ではないでしょうか?だとすれば謎の男の正体は人間世界で消えたデジモンを配下に持つデーモン、もしくはヴァンデモンの可能性も考えられます。でも口調が大分違うし、そもそもヴァンデモンがマンモンやデスメラモンたちに対して復活を望むまで入れ込んでいたとは思えません。
ともあれ、依然として正体不明の謎の男が狙うのは「ライブラ」ことメイクーモン。ハックモンと西島の会話からも、メイクーモンが世界のバランスを担っていることが伺えます。芽心がメイクーモンの「揺れ」に影響していることから、謎の男はそれを利用してリブートを実行させ、ホメオスタシスそのものもリブートで消滅or弱体化させたのでしょう。
第3章と第4章に登場したメイクーモンの進化系・メイクラックモンには「ヴィシャスモード」というモード名がついています。となれば、メイクーモンの心の揺れが正しい方向に傾けば、また違ったモードへと進化するんでしょうね。
ハックモンはホメオスタシスの遣いであることが判明。であれば、イグドラシルに仕えているであろうアルファモンとの対立も頷けます。他の聖騎士への抑止力がアルファモンですから。でも、あまりアルファモンが負けるのは見たくないなぁ・・・というのは勝手すぎますね(苦笑。
リブートしても相変わらずなアグモンの安心感、エレキモンとタケルの交流、大学生?の西島と姫川の交流、「ヤマトくん」と呼び方に困るガブモン、懐かしい場所の登場、復活のウォーグレイモンとメタルガルルモンのシーンでの主題歌などなど、注目のシーンもあった第4章でしたが、これまでの章のハラハラ感が凄かったため、ちょっと落ち着いた雰囲気も感じた章でした。
ただ、終盤の進化シーンはさすがにちょっと長い・・・(汗。ホウオウモン、セラフィモンに進化シーンを割くのはいいのですが、ウォーグレイモンとメタルガルルモンの進化シーンはカットしたんだし、ヘラクルカブテリモンもカットしてよかったのではないかと。早回しとか、ワープ進化とか。「brave heart」2週目は首を傾げてしまいました。
あと、メタルシードラモンとムゲンドラモンが思ったよりも弱かったです。ガブモンのプチファイヤーで軌道をそらされるムゲンキャノンとか、怯むメタルシードラモンとは・・・あれ、ムゲンドラモンとメタルシードラモンの形をした何かだったりしません?案外、アポカリモンの触手の一部だったりして。
そういえばリブート後、デジモンがどこにいるかを姫川は探っていたようですが、その一覧に「ウパモン」の名前がありました。ウパモンといえばアルマジモンの幼年期Ⅱ。となれば、ブイモンやホークモンたちもリブートによって戻っている可能性が・・・?
ともあれ、そんな感じの第4章。果たしてあと2章でどう決着をつけるのか・・・
再びデジタルワールドに降り立った太一たちは、記憶を無くしたパートナーデジモンたちと再び交流を深めていく。しかしただ一組、空とピョコモンだけは上手くいっておらず、加えて芽心を探して現われたメイクーモンは何故か記憶を保ったままだった。
そんな折、突如としてかつてのダークマスターズの一角・ムゲンドラモンが出現。太一とヤマトはアグモンとガブモンを進化させようとするもデジヴァイスが反応しない。間一髪歪みに飲み込まれたおかげで事なきを得たが、子供たちとデジモンたちはデジタルワールドの各地に散らばってしまう。
空はメイクーモンを追ってきた芽心と再会。芽心はもうメイクーモンから逃げないと決心するが、そんな時にまたしてもムゲンドラモンが出現し、更にはデジモンカイザー、ゲンナイと姿を変える謎の男も現われ、空からデジヴァイスを奪おうとする。
危機に陥った空を救ったのは、身を挺して仲間を助けようとした空に影響されたピヨモンだった。再び歪みを通って子供たちが集結する中、謎の男は次なる刺客として同じくダークマスターズのメタルシードラモンを使役する。
絶体絶命の窮地に陥った子供たちだが、デジモンたちとの間に残っていた絆が鍵となり、究極体への進化に成功。ウォーグレイモン、メタルガルルモン、ヘラクルカブテリモンに続き、ピヨモンはホウオウモンへ、パタモンはセラフィモンへと究極進化を果たし、敵を退ける。
だが謎の男の狙いはメイクーモンにあった。芽心を傷つけることでメイクーモンの心は動揺、再びメイクラックモン・ヴィシャスモードへと進化してしまう!
パートナーデジモンであったバクモンとの再会を望む姫川、ホメオスタシスの遣いとして西島の前に姿を現したハックモン。そしてデジモンと人間の交流を望まぬ謎の男の目的とは・・・
感想
視聴中の出来事。「あー、このデジモンの名前なんだっけ。えーと、ケンキモンじゃなくて・・・ケンキモンじゃなくて・・・ローダーレオモン!一応デジモン図鑑で検索っと・・・」でした(汗。アルファモンやジエスモンが出ている時点で今更な気もしますが、デジモンアドベンチャーの世界観でテイマーズ以降のデジモンを見られるというのは新鮮な気持ちになります。
さて第4章は、姫川と西島の回想から入りました。どうやら2人とも太一たちより前の「選ばれし子供たち」であったようです。これについてはデジモンアドベンチャー第53話でも存在が語られていますが、まさか拾ってくるとは思いませんでした。当時の5体のデジモンの中に、バクモンらしきデジモンがいないことは気にしない方向で(汗。
ダークマスターズであるピエモン、ピノッキモン、ムゲンドラモン、メタルシードラモンの襲撃に対し、完全体のオロチモン、トリケラモン、ローダーレオモン、ヒポグリフォモン、メガドラモンで立ち向かったようですが、敵うはずもなく。そこで姫川が「安定を望む者」に憑依され、姫川のパートナーであるメガドラモン以外のデジモンが四聖獣に進化。明確な進化描写があったのはオロチモン⇒シェンウーモンだけですが、恐らく他の3体はトリケラモン⇒チンロンモン(竜繋がり)、ローダーレオモン⇒バイフーモン(獣繋がり)、ヒポグリフォモン⇒スーツェーモン(鳥繋がり)にそれぞれ進化したと思われます。トリケラモンがチンロンモンに進化したとすれば、02でのパイルドラモンVSトリケラモン戦で、パイルドラモンがチンロンモンの力を受けてインペリアルドラモンに進化、トリケラモンを撃破した・・・というのは何とも奇妙な縁がありますね。
そんな中「選ばれなかった」のが姫川のパートナーであるメガドラモン。四聖獣のエネルギーを一身に受けて特攻、ダークマスターズを退けたわけですが、どうやらデジタマにも還らず消えてしまった模様。姫川はそのことにショックを受け、リブートの研究をしていたようで。更に、言ってしまえば「ホメオスタシスが選ばなかった」とも捉えられますから、同じく人間に協力を求めたホメオスタシスを良く思わない謎の男とも利害が一致。協力したのも頷けます。
が、そうまでして得たものは、メガドラモンの成長期であろうバクモンからの拒絶でした。今回は空もピヨモンから拒絶されてしまいますが、無理に歩み寄ろうとせず、結果としてその行動によって再び絆を取り戻した空&ピヨモンとは異なり、姫川は「パートナー」ということにこだわりすぎるがあまり、バクモンに詰め寄っていました。気落ちした空を見ていると「また闇に捕らわれそうだなぁ・・・と」不安になりましたが、切羽詰った姫川を見ていると「暗黒進化させそうだなぁ・・・」と感じました(汗。
ただ、気になるのは姫川のパートナー・バクモン(メガドラモン)が「本当に選ばれなかったのか」という点です。四聖獣の他に、その中心に座する黄龍・ファンロンモンがいるはずです。それはデジモンアドベンチャーのブルーレイBOXでも触れられていました。メガドラモンは消滅・犠牲になったのではなく、ファンロンモンとして世界を安定させるために姿を消したのではないかと。
ともあれ、姫川の過去を知っていた謎の男は、姫川の感情を利用してリブートを実行させ、人間界で消えた仲間たちを復活させようとしたのではないでしょうか。
となると、謎の男が何者なのか気になります。どうやらイグドラシルとも通じ合っているようで。セイバーズ、ゼヴォリューションに引き続き、毎度毎度イグドラシルはろくなことをしないイメージしかないです(汗。イグドラシルなりにデジタルワールドの存続を考えてのことなんでしょうけどもね・・・
今回、謎の男は「向こう(人間世界)で消えたデジモン」を「あいつ」と呼んでいました。となると、その人間世界で消えたデジモンは、謎の男にとってはそこそこ距離の近い相手ではないでしょうか?だとすれば謎の男の正体は人間世界で消えたデジモンを配下に持つデーモン、もしくはヴァンデモンの可能性も考えられます。でも口調が大分違うし、そもそもヴァンデモンがマンモンやデスメラモンたちに対して復活を望むまで入れ込んでいたとは思えません。
ともあれ、依然として正体不明の謎の男が狙うのは「ライブラ」ことメイクーモン。ハックモンと西島の会話からも、メイクーモンが世界のバランスを担っていることが伺えます。芽心がメイクーモンの「揺れ」に影響していることから、謎の男はそれを利用してリブートを実行させ、ホメオスタシスそのものもリブートで消滅or弱体化させたのでしょう。
第3章と第4章に登場したメイクーモンの進化系・メイクラックモンには「ヴィシャスモード」というモード名がついています。となれば、メイクーモンの心の揺れが正しい方向に傾けば、また違ったモードへと進化するんでしょうね。
ハックモンはホメオスタシスの遣いであることが判明。であれば、イグドラシルに仕えているであろうアルファモンとの対立も頷けます。他の聖騎士への抑止力がアルファモンですから。でも、あまりアルファモンが負けるのは見たくないなぁ・・・というのは勝手すぎますね(苦笑。
リブートしても相変わらずなアグモンの安心感、エレキモンとタケルの交流、大学生?の西島と姫川の交流、「ヤマトくん」と呼び方に困るガブモン、懐かしい場所の登場、復活のウォーグレイモンとメタルガルルモンのシーンでの主題歌などなど、注目のシーンもあった第4章でしたが、これまでの章のハラハラ感が凄かったため、ちょっと落ち着いた雰囲気も感じた章でした。
ただ、終盤の進化シーンはさすがにちょっと長い・・・(汗。ホウオウモン、セラフィモンに進化シーンを割くのはいいのですが、ウォーグレイモンとメタルガルルモンの進化シーンはカットしたんだし、ヘラクルカブテリモンもカットしてよかったのではないかと。早回しとか、ワープ進化とか。「brave heart」2週目は首を傾げてしまいました。
あと、メタルシードラモンとムゲンドラモンが思ったよりも弱かったです。ガブモンのプチファイヤーで軌道をそらされるムゲンキャノンとか、怯むメタルシードラモンとは・・・あれ、ムゲンドラモンとメタルシードラモンの形をした何かだったりしません?案外、アポカリモンの触手の一部だったりして。
そういえばリブート後、デジモンがどこにいるかを姫川は探っていたようですが、その一覧に「ウパモン」の名前がありました。ウパモンといえばアルマジモンの幼年期Ⅱ。となれば、ブイモンやホークモンたちもリブートによって戻っている可能性が・・・?
ともあれ、そんな感じの第4章。果たしてあと2章でどう決着をつけるのか・・・