ひびレビ

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戦姫絶唱シンフォギアG 第9話「英雄故事」

2013-08-30 07:12:56 | 2013年アニメ
戦姫絶唱シンフォギアG 第9話「英雄故事」


まずは「1!2!3!目障りだぁぁぁ!!」の叫び、チョーイイネ!文化祭で歌って以降、目立つ活躍が無かったクリスですが、今回は比較的出番多めでしたね。2期1話でもソロモンの杖防衛に対し、大分気をつけていたようですが、そこには自分自身が起動させてしまったという負い目もあったようで。
ようやく見つけた自分の居場所が蝕まれ始めている。そんな彼女の居場所は、彼女にとって暖かすぎる場所でもありました。未だに名前を呼べないでいるクリスですが、響や翼のことを大切に思っているのは間違いないでしょう。今回、響の出動を止めたのは、響自身の命に関わることというのも勿論ですが、クリスにとっても自分の居場所に響がいなくなるのは哀しいのでしょうね。「おい」という呼びかけでもなく、「お前」というのでもなく、名前を呼ぶのはいつの日か。

でも名前を呼ぶ前に、誰かクリスに食事のマナー教えてあげて!可愛いけど!ソファーにあぐらとか子供っぽくて可愛いけど!折角仲良くなったクラスメイトに驚かれるから!
食い散らかしてる上に、口元にソースやら何やらつけてましたが、きっと響や未来と食事をする時は、未来がクリスの口をふいてあげてるんだろうなぁと妄想。それを恥ずかしがって服で口をぬぐって、また叱られるクリスという図までは思ういかびましたw


1期で響と弦十郎のトレーニング風景がチラッと描かれていましたが、今回は翼とクリスも巻き込んでトレーニング。ランニングと縄跳びは分かるけど、他は絶対映画の中にあった訓練だと思いますw「英雄故事って何だろう」と思ったら、弦十郎と響の歌かよwwこれが7番目のキャラソンですね、分かります。
響、翼、クリスでトレーニング結果に差があるのも面白いですね。クリスは見たとおりですが、響と翼でもバランス感覚に若干の違いが見受けられました。響が小刻みに揺れているのに対し、全く揺れない翼さん。考えてみれば「逆羅刹」「天ノ逆鱗」といった技は殴る、撃つといった行動よりもバランスを保つのが難しそうですし、当然といえば当然なのかも。夜9時以降は食べない翼さん。歌手として、防人として日頃から特訓をしているのでしょうけども、普段はどんなトレーニングをしているんでしょうね。案外緒川さんが指導してくれているのかもしれません。
クリスは大分へばってましたが、肉弾戦ではなく、遠距離戦が基本となるクリスですから、あまりこういったトレーニングをしてこなかったのかな。まぁギア装者でなくとも、冷凍倉庫の肉相手にパンチを打ち込むトレーニングはしないでしょうけどもw
それにしても、あの山上の施設は一体。

さてマリア陣営に大分動きが見られた今回。マリアは前回の一件で、生半可な気持ちでは目的を達成できないと決断し、ウェルのやり方に賛同することに。けれども哨戒艦艇の人々がやられていく様を見て辛そうにしていましたし、やはりどこか非道になりきれていない気がします。調や切歌でなくとも、今回のマリアに関しては「いきなり何を言い出してるんだ」と思わざるを得ませんでした。何者をも貫き通す力のガングニールと、手と手を繋ぎあうガングニール、命を守るために散っていったガングニール。同じガングニールの装者であっても、思想まで同じとはいかないようです。
「私は」ではなく「私たちは」と言いなおしたのは、マリア自身だけではなく、調や切歌にも覚悟を決めろと告げたかったのかもしれません。「私たちはフィーネ」というのは、3人ともフィーネの器であるということも指していたのかなと思ったり。

自分がフィーネなのでは、魂が消えるのではと焦り始めた切歌もウェルに従ってしまうことに。せっかくの調初変身&マリアに健気で可愛らしかったので、曲が途切れて薬剤を打ち込まれたシーンは尚更ショックでした。
フィーネではなくマリアを助けるべく奮闘した調。現状クリスに捕まってますが、このまま二課に連れ帰って、響と和解して共にマリアを、未来を救い出そうとする展開とかないかなぁ。あと調の聖詠は一番好きかもしれない。

そして驚愕というか案の定というか、いずれにしても未来がシンフォギア装者になってしまいました。聖詠が響、翼、マリアのいずれとも違うように聞こえました。聖遺物との融合でも、正統な適合者でも、LiNKER頼りのいずれの変身でも無い気がします。まぁあの目からすると、未来も自分の意思で変身したとは思いがたいですね。
聖遺物の力を中和する神獣鏡。謎ビームとかで翼やクリスの変身が一撃で解除されるということもありうるんですかね。

あのバイザー?が下がるのかなとか「温かいもの、どうも」とはならなかったなぁと思いつつ、また次回。来週の感想は金曜夜から土曜朝になると思います。
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